皺(shiwa)

2019.11.29 Friday

たまたま図書館で見かけ、変わった本だなと手にとった、スペインの漫画家のパコ・ロカという方の「皺」というタイトルのコミック本。

アルツハイマーの症状が進み、引退した今も銀行の支店長をしていると思っている父に耐えられなくなった息子夫婦が父親を老人ホームのような施設に入居させ、その施設の中で起きる出来事。

 

老人たちの施設での生活に関してはけっこう風刺的な感じなのですが、どんなことができなくなっていき、どんなふうに混乱がおきていくのかが、淡々と描かれています。

もっと重度になった人たちがいく2階へ行かないために、老人たちは働くスタッフや医師に症状が進行していることを悟られないために、いろいろ隠すための工夫をしたり。

私はこの本を読んで、鈍器で何度も殴られたような気持ちになったんです。

その気持ちは今後の生き方にも影響してしまうんだろうなというぐらいに。

 

もし、興味のある人がいれば、読んでみてほしいなと思い。

 

 

愛と花

2019.11.28 Thursday

 

 

 

結婚記念日は夏なんですが、夏には花屋に花がなく。いや、ないことはないんですが、暑さに耐えられる花しかないし。

もっと寒くなって、いろいろ選べる中から選びたいよねと。

 

 

 

 

 

 

 

私から、チューリップの好きな夫へ。

 

 

 

 

 

 

って、マウンティングゴリラしたいわけではないんですよ。花へのこだわりが強すぎて、この夫が買ってきてくれたカラーと花たちに、私のこと全然見てくれていない、、って耐えられなくて、泣いてしまって。

吐き気がするほど(10代の頃からなんにも変わっていない自分に再び出会った)我の強い自分と出会うことになってしまった花たち。

はぁー。めげたわ。

 

「愛ってよくわからないけど」と歌いたくなるし、 「傷つく感じが素敵」なんて薬師丸ひろこさんのメインテーマの歌詞も思いついて、でもそばにいる人を傷つけるのは素敵ではなくてなんか、やっぱり苦しいし。

結局、人から望まず、自分の欲しい花を自分で探して手にいれたのです。この顔ほど大きいダリアのブーケ!

 

 

もう一つの話

2019.11.26 Tuesday

 

 

 

女の人には、いろんな表情があって。

沖縄で、女優の重松愛子さんとのもう一つの話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポートレイトを撮るって楽しいなと。

そう思えた一年。

 

 

 

 

 

 

 

一昨年、去年だったら気づけなかった表情、その人のいいところ。

今だから、気づけた瞬間。

 

 

 

柿のマリネ

2019.11.14 Thursday

 

 

 

柿のマリネを作りました。とっても美味しかったです。

 

 

 

 

 

 

この時期、頂いた柿を食べきれなくて困ってしまうことありますよね、、。

 

夫の実家からの柿もとっても美味しいのですが、、気が付いたら熟しすぎてしまっていたり、、。

熟した柿となかなか熟さない固めの柿、両方一緒にマリネにしてみました。

マリネはいつもと同じ、塩・胡椒にオリーブオイル(BOSCO)にミツカンのドレッシングビネガー。我が家のマリネのビネガーは基本これです。

いろいろ外国のこだわり的なものも試してみたけれど、この味が落ち着くのですよね。そういえば実家のドレッシングはこのビネガーにニンニクを入れたりして作ったものだったような?

 

実家といえば、このマリネを入れた民藝の片口の器。結婚する時に母からもらったのですが、その時今思えばマリッジブルーで?

こんな器いらんわ!!と思ったような記憶が、、実際に全身全霊でそれを表していたような、、。

でもこのなんの料理にでも合う器、心なしか自分の作る料理にとっても合うような気がするこの器を今とっても愛用しているのです。

そして、初めて作ってみたこの柿のマリネは自分の新しい定番になりそうです。

 

 

首里城

2019.11.11 Monday

 

 

 

 

 

 

 

 

首里城の火災、とてもショックでした。

10月に沖縄へ行った時、首里城の中には入りませんでしたが、一日目は石畳の残る首里城のまわりで撮影をしていたのです。

 

首里城はかつて沖縄が独立した一つの国であったという象徴でもあり、私でもこんなにショックだったので、沖縄の人たちにとっては本当に辛いことだったのではないかと思います。

 

今年、上野の東京国立博物館に三国志展を見に行った時に、定期的に変わる常設の展示の中に沖縄の焼き物の展示もあって。

その中での特別展示で、江戸城には入らなかったけれど、首里城には送られていた古い中国の器が展示されていて。

その器がとても愛らしく素敵で。

それは国と国との交流を物語る証でもある貴重なものだなと興味深く見入っていました。

 

私も那覇市のホームページを見て、募金をさせて頂きました。

時間はかかると思いますがまた、たくさんの人が訪れることのできる首里城を願い。

 

 

稲毛屋 日本酒 電照菊

2019.11.09 Saturday

 

 

小野さんが出張撮影から戻り、お疲れ会を西日暮里の鰻の「稲毛屋」で。夜の稲毛屋に行ったのは本当に久しぶり!

ちなみに稲毛屋は鰻のお店ですが、ランチだと焼き鳥丼や親子丼が600円台から食べれるのですよ。

いつもはこういう記念日やお疲れ会は焼肉になることが多いのですが、私がその数日前に仕事をとっても頑張っている友人から美味しい焼肉をご馳走になったということもあり。

 

鰻の前に、あてをいろいろ食べて日本酒を頂いたのですが、この千葉の寒菊銘醸の「電照菊」のラベルにとっても感銘を受けて。

(稲毛屋さんでは、台風被害にあわれたこの酒造を応援されていました)

私は「電照菊」というものにちょっと特別な感情を持っているのです。沖永良部の親戚で、電照菊を育てている親戚がいて。

夜にビニールハウスの光の中で育っている、電照菊を育ているる光景というのが、今もずっと目の中に焼き付いていて。

そして、あのビニールハウスの中、網膜に残る残像のようなこのラベルの絵に本当に心を動かされて。

こういうふうに、あの光景を見る人がいるんだなと。もちろんお酒もとっても美味しかったのですが。

 

 

 

 

 

 

 

小野さんと瓶ビールを飲んだあと、一杯目に飲んだのは、大塚のこだま酒店のセレクトの日本酒。

このきのこのラベルに、わぁーわぁー言っていたら、お店の方から「写真撮らなくて大丈夫ですか?」と聞かれ(笑)撮らせてもらいました。

 

稲毛屋は関東の鰻と関西風の鰻が食べられるお店で、私はもうあんまり関西風の鰻にこだわりはないのですが、岐阜出身の小野さんは断然関西風鰻派で!

この日はあてを食べてお腹がけっこう一杯になってしまったこともあり、関西風のうな丼を一つ頼み、しめに半分づづ分け合って頂きました。

 

こういう時間があると、また明日から頑張ろう!と思えますね。

 

 

ヨシタケシンスケさんインタビュー撮影

2019.11.03 Sunday

不登校新聞で、絵本作家のヨシタケシンスケさんのインタビューを撮影させて頂きました。

ヨシタケさんのお話はとても面白く、なおかつ、うんうん!と頷くことが多く、私もすっかりヨシタケさんのファンになってしまいました。

先日、このブログに書いていた、日本橋の誠品書店で買ったという本はヨシタケさんの本で。

「なつみはなんにでもなれる」という本なのですが、もし子どもに絵本をプレゼントすることがあれば、この本をあげたいなと思う、そんな素敵な本です。

 

今回はフリースクールに通う小学校3年生の男の子も取材者の中にいて。

いやー。大人の暗黙のルールの通じない相手と一緒に取材をするって、いかに自分が実際にはあるようなないような暗黙のルールに縛られているのがよくわかりました。

といっても、ちゃんとお仕事はしないといけないし。

不登校新聞の取材には毎回鍛えられます!

 

ヨシタケシンスケさんインタビュー 不登校新聞

 

 

 

10月

2019.10.31 Thursday

 

 

この、特別な10月のことをここに書き留めておきたい。

 

10月半ば、現地で芝居の公演をすることを目標に何年かアメリカに行く友人の送別会を開催した。

大塚の「たく庵」というとてもアットホームで素敵な場所を借りて。

その人が東京に出てきてから出会った人が一堂に会し、交わることのなかった人たちがここで出会い。

私にとっても、お世話になった人たちとの再会もあり。

昔仕事でお世話になった人に会う時って、その頃より自分がバージョンアップされていないといけないなって身構えていたけれど、会ったら、そんなちっぽっけなことはどうでもよくなって。

こんな素敵な人たちに私の生活の部分は支えられていたんだなって。

 

幼なじみの演出する野外劇を今、東京で大切な演劇関係の知り合い達と見に行った。

幼なじみはたくさんの人たちに場を与えていた。それは誰にでもできることではない凄いことだ。

一緒に見に行った、普段池袋にあまり縁のない人たちを、自分の大好きな台湾料理「古都台南担々麺」やバー「ヘルメスワインコーナー」にお連れし、自分の好きな池袋を満喫してもらった。

Sちゃん、私ももう少し写真を頑張るね。

 

代々木上原で10代からの関西の親友と、東京で一番古い友人と一緒にまずは安田餃子を食べた。その後モスクを見た。

そして、友人の子どもにも会った。大変な10代、20代を一緒に過ごしてきた友人たち。

今、こんなふうに笑いあっていることが、本当に奇跡の時間のように思えて。

 

虫の知らせ、、。

また長い間があいてしまったけれど、叔父のいる特養へ。そこに叔父の姿はなかった。

見慣れた女性の職員さんが申し訳なさそうに、入院しているけれど、どこにいるとかもうこれ以上は言えないから、ここへ行って話を聞いてほしいというところへ行って。

一通り個人情報の話を聞かされ、叔父の奥さんである叔母に、私が叔父がどこにいるか知りたがっていることは伝えてもらうことになり。

連絡こないかなって思っていたけれど、その日のうちに電話がかかってきて。

途切れていた糸がしっかり結び直されるような、瞬間を重ねた10月。

 

 

東京ジャーミイ

2019.10.31 Thursday

 

 

 

先日、京都から友人が東京に来ていて、東京で行きたい場所の候補の一つであった、代々木上原にあるモスク「東京ジャーミイ」に一緒に行ってきました。

10代の頃からの大事な友人と、建築好きの東京で20年以上の付き合いの友人。二人は今回初めて会ったのに、不思議と馴染んでいた?

いつも自分を支えてくれた大事な二人が、こうやって一緒にいることがもう感無量で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、どこを見ても美しくて、、。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モスクを見終えた頃に、京都の友人のだんなさんと子どもも、ここにやってきて。

友人の子どもに会うのは初めだったけれど、子どもの中に友人に似た部分を見つけては、なんだか嬉しくなりました。

 

 

「避難所へ行きたくない」 ぼそっと池井多さんのエッセイ

2019.10.24 Thursday

災害が起きた時に、家から外へ出ることが難しい人、もう何年も家の中にいて家族などの特定の人以外と接触がない人、そんな人が避難所へ行くのはとてもハードルが高いのではないかと、台風の中で考えていました。

 

台風の後もそんなことを考えながら、ひきポスのWebサイトを見ていたら、ぼそっと池井多さんという方のこの文章に出会いました。

いろいろと自己責任と言われてしまう世の中ですが、こういう発信はとても大切だと思いました。

 

 

ひきポス 「避難所に行きたくない」ぼそっと池井多さん