空想部落と地獄谷

2016.04.24 Sunday






 
前に鹿児島に行った時のことを書いたブログに、行ってみたいとこの写真を載せたのですが、しばらくしてからどんな店か気になり、インターネットで検索してみました。
残念ながら、お店の外観や店内の様子の写真を見つけることはできなかったのですが、「空想部落」という尾崎士郎の小説があることを知り。
今日、図書館で借りたので、これから読むところですが。
先月、大森に行く用があり、その時は知らなかったのですが、通称「地獄谷」と呼ばれる飲み屋街があるというのを後から知りました。
この地獄谷こそが、尾崎士郎が「空想部落の会」という会を行っていた飲み屋のある場所だったようで。
今も地獄谷の飲食店のサイトを見ると、集まりがあったと言われる、同じ名前の店を見つけることができるのですが、関係のあるお店なのでしょうか?

大森地獄谷のサイト

 




 
蒲田へ行った帰りに、一駅電車に乗り、大森へ。いてもたってもいられずに、地獄谷へ行ってみました。昼なので、お店は開いていないのですが、、。
 


 

一人で入るのには、勇気のいりそうなお店が多いので(vivo daily standとかもありましたが)私の知り合いで一緒に行きたいという人がいれば、声をかけてください。一緒に行きましょう。

 

ひきこもりUXと蒲田

2016.04.24 Sunday


先週、ひきこもりUXに行くために蒲田へ行ってから、まだ1週間ぐらいしかたっていないけれど、
なんだかすごく長い時間がたったような気分で、ずっと何から書いていいのかもわからなかった。
最初のトークステージの途中ごろに会場について、田房永子さんと勝山実さんの話を聞いた。
会場の前方ではトークをしていたが、来ている人が全員トークを聞くという感じではなくて、別のブースで何人かの人が輪になって話していたり、人と話したりするのに疲れてしまったり、話しかけられたくない一人になりたい人のための、非交流スペースもあったりした。
田房さんと勝山さんの話を聞いた後に、いろいろなブースを巡ってパンフレットをもらったり、少し話を聞いたりもしたが正直なところ、今の私自身に関してはいえば、外へ出ることや働くこと、人とコミュニケーションをとることに切実な難しさを抱えているわけではなく、どこに行っていいかわからず、会場を2、3週して、どこにも居場所がない感じになってしまった。
そして、とても長いあいだ探していたような気もするけれど、自分には人が作った居場所は必要ないのだと思った。
私のアイデンティティー、その中心をかつての不登校やひきこもりにすることはできないのだと。
ブースを出店していた、たけうま書房さんで漫画を1冊とチェルフィッチュの岡田利規さんの「わたしたちに許された 特別な時間の終わり」を買って、すぐに会場を後にした。
自分が今そうでないから、不登校やひきこもりと呼ばれる人をどうでもいいとは決して思わない。
こういうイベントや場は本当に大切な場だと思うし、主催者の方たちにありがとうと思う気持ちも強く持っている。

会場を出て、京急蒲田の商店街を歩いていたら、餃子の美味しそうな大連料理の「金春」という店があり、昼御飯に入ってみた。
焼き餃子と水餃子を頼んだら、焼き餃子6つ(300円)だけでお腹が一杯になりそうなボリュームだった。焼き餃子と水餃子を半分づつぐらい食べて、残りは持ち帰りにしてもらった。
隣で豆苗の炒めたのを食べていた中国人の女性からも、「もったいないから持って帰ったらいいよ!」と強く頷かれた。

 


 
餃子を食べた後、金春の裏通り、再開発の前に一度来たことのあった飲み屋街を歩いてみた。
一部の地域は残っているようだった。今度は夜に来てみたい。

 



 

阿蘇神社

2016.04.17 Sunday




2016年3月15日 熊本、阿蘇神社にて

 

視力2、0

2016.04.10 Sunday

昨日は健康診断へ。
右の視力は1、5。左の視力は2、0。
何年か前よりも、良くなっている。
目はパソコンでの作業や、あまり明るくないところでの読書などで酷使しすぎるほど、使っているけれど。
看護師さん?が驚いて、念入りに、4列の小さな字を見たけれど、全部見えた。
実は、耳もすごくいい。
問診をしてくれたお医者さんは、視力が2、0だったというと、すごく笑っていた。
今まで会ったことがないような質感のお医者さんだった。フリーの医者なんだろうか。
老眼が怖いねと。きっと、ある日いきなり目が悪くなってしまうんだろうな。
そしたら、見える世界が全然変わってしまうんだろうな。
怖い気持ちはあるけれど、今は見える世界を楽しみたい。

 

苺とうどのマリネ

2016.04.03 Sunday


 

何年か前に介助に入っていた人から、毎年この時期になると、家の下の公園で花見をしませんか?と連絡が来る。
いつも、賑やかな花見というよりは、その人と介助の人と私の三人で、桜が満開な静かな公園でゆっくり過ごす。
今日は女性ばかりだったので、前から作ってみたかった、スヌ子さんの料理本の麗しごはんから、苺とうどのマリネを作ってみた。
実は味の想像が全然できなくて、前の日に少量だけ作ってみた。不思議だけど、とっても美味しかった。
昨日はあえてからすぐに食べたけど、今日は少し時間がたって、味が馴染んでもっと美味しかった。
レシピでは黒七味を少量と書いていたけれど、花山椒を少しかけてみた。

その人の家へ行く途中にあった古道具屋さんは結婚式のドレスのショーウインドウになっていた。
久しぶりの家の入り口の扉を開けようとしたら、自分の体がいろんな位置や距離を覚えていて、とても自然に扉を開けた。
あぁ、体は覚えているんだと思った瞬間。

 

ひきこもりUXフェス

2016.04.02 Saturday

ひきこもりUXの案内です。
 
ひきこもりUXフェスとは、
生きづらさを抱えながらも誰かとつながり、したたかに生き抜いていく知恵―

それが私たちの考える生存戦略です。

トークステージでは、テーマごとにゲストを招き共に生存戦略を考えていきます。また、支援団体や当事者会ブースや交流スペースなどの、出会いと交流の場を設けました。私たちが重要だと考える生存戦略の一つは、ひととひととの「つながり」だからです。
私たちは明るい未来を描きます。必要なものは「知恵」と「つながり」です。
 
開催日時:2016年4月16日(土)11:00〜17:00
開催場所:大田区産業プラザPiO
入 場 料 :一般300円(不登校・ひきこもり当事者は0円)
 
トークステージ
11:30  生存戦略×家族
勝山実さん、田房永子さん
 
13:00
生存戦略×マイノリティ
遠藤まめたさん、武田緑さん
 
14:14
生存戦略×働く
竹村利道さん
 
15:30
生存戦略×生き辛さをどうする
泉谷閑示さん
 
ひきこもりUXのサイト


主催者の方にお会いした時に、引きこもりのフェスをやりますと言われ、そういうフェスもあるんだ!と素直に思いました。

前に田房永子さんのイベントでひきこもり名人の勝山実さんが出ていて、母親の話をしていた時に、
母と娘というのはよく聞くし、表に出てくることも多いけれど、男性が母親に対して持っている、お母さんありがとうとか、お母さん大好きみたいな感じではない、疑問とか怒りって、どこかで言ってはいけないみたいな抑圧が女性よりも強いのではないかもしれないって思いました。
なので、勝山さんが母親の話をしているのを聞きながら、今すごいことが起こっていると感じたのです。
勝山さんは、普通だったら神妙に聞いてしまうような話をユーモラスな笑いにかえる、凄い話芸を持っている人だと感じました。

私自身もイベントに参加して、生き延びる知恵を一緒に考えたいと思っています。

 
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