河津桜と亀戸

2016.02.28 Sunday






 

この1ヶ月ぐらいは、総武線の両国からその先に縁があります。今日は錦糸町に住む友人と平井へ。
初めて降りた駅。開店前に並んだお店は一回転目に入れなくて、そのまま2時間ぐらい待つようだったので諦めて、亀戸まで一駅ぶらぶら。
おかげで、電車の中から見て、「河津桜だ!」と思った場所を偶然に通りかかり。
桜を見ると、なんともいえないような嬉しい気持ちになります。そして花酔いのように少しだけ心が乱れる。

友人の案内で亀戸の商店街をうろうろ。餃子にホルモン、なんだこの楽しい場所は!!
有名な餃子店もホルモン店も行列だったので、友人いわく、空いてて安くてうまいという居酒屋へ。
肉をたくさん食べて満足。きっと、また行く。商店街にある餃子の店もはしごしたかったけど、満腹になってしまった。
居酒屋を出て、近くの中国式の豆乳と油条(揚げパン)のお店でしめ。揚げてたての油条って美味しいですね。
20年以上前に上海で食べたような気もするけれど、、。ちなみに私の初めて行った外国は中国の上海です。
チベットへ行くために、大阪から船で上海へ行き、上海から成都へ。本当にカルチャーショックだったな。いろいろ。
でも美味しかった。すごく料理が口にあって。それが今も中国本土的な味を求めてうろうろしてしまう一因なのかも。
久しぶりに中国へも行きたいな。
 

お雛様

2016.02.21 Sunday





 

今年もようやく、お雛様を出すことができました。私が産まれたことを嬉しいと思った人の気持ちを、長い年月をかけて受けとったような気がします。ふと。

この一ヶ月ぐらい、たくさんの人に会いました。再会や初めての人、お互いにあんまり覚えていないけれど20年ぶりぐらいに会った人も。同じ名前の矢部さんにも出会いました。野毛の赤い店、楽しかった。
人に会うと摩擦がおきて心が揺れたりもするし、相手に結果として、失礼なことをしてしまったりして、うぁーっとなることもあるけれど。
でも、今年は人にたくさん会って、感じて考えて、写真を撮り続けようと思うのです。
自分の繭の中から出て。

 

リラクゼーションサロン moku

2016.02.18 Thursday


 

両国にある、「リラクゼーションサロン moku」のホームページのための撮影をさせて頂きました。
店内風景、施術の様子、イメージ写真、オーナーで施術者であるアサダさんのプロフィール写真など、いろいろと撮影させて頂きました。
mokuはとてもすっきりとした、居心地の良いカフェのような雰囲気のあるサロンです。

 



 
インテリアのセンスもとても素敵です。

 
打ち合わせで訪れた時に、足のリフレを体験させてもらったのですが、体の緊張がほどけてゆくような、この間ホテルで感じた脱力(リラックス)してゆくような、そんな気分を味わいました。
なによりもその日は深く眠ることができて、次の日もとても調子がよかったです。体が温かくて。
アサダさんは、安定感のある実力派という感じの方で、ゆるふわとかはちょっと苦手という方などにもいいかも。
癒しとかよりも前に、プロとしてその人の体をよく見る。ちゃんと見てくれているというのをすごく感じて、こういう人に出会えて嬉しかったです。

リラクゼーションサロン moku   http://relaxation-moku.sakura.ne.jp/index.html

 

老女と人形

2016.02.14 Sunday

叔父のすぐ側に3人の老女がいた。3人が並んで腰をかけ、2人は腕の中に人形を抱いていた。
施設の中で、人形を抱いている女性を今までも見ていて、前に何かの講演会か本で知った「ドールセラピー」と呼ばれるものなのかな?と思いながら見ていた。
今回は老女たちに声をかけられ、私もその人形を抱いたりあやしたりすることになった。
一人の女性は、口答えや憎まれ口ばかりたたく、子供に怒っていた。(人形のことを子供と書きます)
その女性が私に子供を抱くように渡した時、一瞬3人に緊張が走ったような気がした。
もしかしたら、真ん中の人形を抱いてない女性は、人形だと気付いているのかもしれない。
3人の子供を通しての緩やかな繋がりが私によって破られるかもしれないという緊張感だったのか、本当のところはわからないけれど。
私が子供を抱いて返したら、3人がうぁーっと本当に嬉しそうな顔をして、良かったね良かったねと子供に言っていたので、そんなことを後から思った。
もしも、「何言ってるんですか?これ人形ですよ!大丈夫ですか?」などとあの時私が言っていたら、どうなっていたのだろうか、、と意地悪なことを今少し考えてみたけれど。
もう一人の子供を抱えた女性は肌身離さずという言葉とはこういうことなのかというように、服の中に子供を大事に入れていた。
聞けば、少し前に子供が気がついたらあんなところにいて!と指をさしたのは、職員の人たちが常駐する場所の一角にあるカウンターで、前に私も二度ほどそこに人形が置かれているのを見かけたことがあったので、人形の置き場所で定位置なのかもしれないと思ったけれど。
その女性にとっては、心臓が止まるほどびっくりしたり、目を離した自分を責めたりしたのかもしれない。
何度か子供を抱き、生きているようにも思えてきた私は思わず「なんか、お子さん元気そうですもんね、、」と相槌をうっていた。


昨日と今日書いたようなことは、いつも自分の心の中だけで思ったり、考えたりしていることです。
あんまり自分の心の中だけにしまっていると、ぶあっと溢れ出してしまう時があって。
時々はここに書いてみようかなと思い、書いてみました。

 

店仕舞いと金剛苑と特別養護老人ホーム

2016.02.14 Sunday

1月の最後の日曜日、写真館の片付けを終えて、「お疲れ様」と夫と巣鴨駅からすぐの金剛苑でランチを食べた。
私が頼んだのは、サービスカルビランチ、税込680円。金剛苑は巣鴨に古くからある焼肉屋さんで、安定した美味しさ。付け合わせのナムルもキムチも美味しい。
日曜日の昼間に、ビールを飲んで焼肉を食べていると、叔父と一緒にここに来たことを思い出した。
私が写真学校へ行くために上京した20年近く前、叔父が日曜日の昼間に、この金剛苑へ時々連れて行ってくれた。
その時叔父は水道橋のJRAで競馬の馬券を買った帰りだったのだと思う。
競馬のわからない私に詳しい話はしなかったけれど、買っても負けても叔父は気前よく好きなものを食べろと言ってくれた。
焼肉を食べおわると同時に、私はいてもたってもいられなくなり、叔父のところへ行こうと思った。
叔父は今、板橋の特別養護老人ホームにいる。年末も年始も行かなくてはと思いながら、行かなかった。
私は時々、何かを食べたり飲んだりしている時に、ふと思い出すことがある。それは味や匂いの記憶が何かを思い出させるのだろうか。

老人ホームに着いて、職員の方が「姪御さんが来てくれましたよと」と叔父に伝えてくれたけれど、叔父は「姪なんかいない」と言っていた。
前は記憶が曖昧になってゆく叔父に対してどうしていいのかわからなくて、こちらも混乱してしまっていたけれど、今はもう、叔父が私のことを覚えていなくても、それでもいいような気がする。
施設のフロアで映し出されていた、テレビの往年のヒット曲のメドレーに合わせて、ずっと歌っていた。
こんな風に叔父が歌っている姿を見たことがなかった。
前は、お酒を飲む時はほとんど何も食べなかったのに、差し入れの饅頭を本当にうまいうまいと食べている。
あまりに喜ぶので、差し入れにはいつもあんこの入った饅頭を持っていく。
もしも、自分が叔父と同じような状態になったら、どんな自分が現れてくるのだろうか。

 

アスリートのカフェ飯

2016.02.07 Sunday


 
カフェ飯というのをなめていた。9品の中から3品選べるおかずも、丁寧な下処理とたっぷりのボリューム。アラフォー達には多いほど?
ひじきとか高野豆腐とか、さっぱりしたものもあるのですが、今日はちょっと長丁場の撮影だったので、肉を2品。
レバーの竜田揚げに香味ソース、赤、黄ピーマンの生姜焼き。(料理の名前は覚えていないので、私が食べてそういう料理かな?と)
豆腐の餡掛けも、豆腐の水切りをしっかりしていたので食べ応えがありました。
食べたのは、「アスリート定食」というメニューで、身体を作る、その時の身体の状態に応じて必要なエネルギーを摂ることを考えているメニューだったせいか、撮影の途中に小腹も空かず、最後まで走り続けることができたような。
いつも、撮影って体力や集中力を保ち続けなくなくてはいけないので、アスリートようだなと思うことがあって。
アスリートの方の言葉や気持ちの持ちかた方からヒントをもらうことも多いのです。

アスリート食堂
 

マカオのアズレージョ

2016.02.03 Wednesday


 

築地へ行った日に、京橋のINAXのショールームギャラリーの前を歩いていたら、これは見なくては!という展示が。
ポルトガル領であった、マカオの中で多く見られる、「アズレージョ」と言われる、ポルトガルの伝統的なタイル。
公的機関の標識だったり、街の中の壁やレストラン。マカオの中で見られる「アズレージョ」に特化した展示。
香港に行ったことはありますが、マカオには行ったことがなくて。もしマカオに行くことがあれば、この「アズレージョ」を見る旅として行ってみたいな。タイル好きとしては。
その前に、切れているパスポートを更新しなくては!

マカオのアズレージョ
 
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