30代最後

2015.12.31 Thursday

今年も、あと少しですね。

本年も、たくさんの人にお世話になりました。ありがとうございます。
私の30代も今日で終わり。

今年は、来年に向けての試行錯誤が続く一年でした。
自分がこの先にいつかやっていくことだろうなと思うことの中に、人の命の場ということがありました。
そういう場、医療の現場に飛び込んでもみましたが、3ヶ月で7キロも痩せるほどの激務。
この先の、自分の写真のテーマ、今までやってきたことが先に繋がらないという葛藤、見せたい写真の展示が決まらないなど、それでも気持ちをかろうじて持ち続ける一年でもありました。

クリスマス頃から、これから先の道に繋がる選択をしなくてはいけないことが続きました。
そして、年の瀬の最後の最後に、ある選択をせまられる中で、ようやく自分が大切にすること、これから進みたい道がはっきり見えました。
1枚1枚の写真を大切にしたい。もちろん、「写真」というものだけではなくて、自分のしている事を大切にしている人。
そういう人に出会いたい。一緒に仕事をしていきたいと心から思いました。
こんな、シンプルなこと。その考えに至るまでに、こんなに長い時間、40年も!かかってしまいました。
でも、まだ間に合った。そういう思いを捨てるという選択も身近にあったのです。
そう思った瞬間に、過去に出会った人々が走馬灯のように蘇ってきました。
もうすでに、たくさんのそういう人達に出会っていたのだと。そのことにも、ようやく気づきました。
そのことに気づいたことで、違う道を歩くことになった人もいました。
でも、道はどこかで繋がっているかもしれないし、また出会えると思っています。
私にとって、とても大切な人。

来年は、自分が会いたいと思う人にたくさん会いにいこうと思います。
ようやく、ちゃんと動ける時がきたから。
40代が楽しみです!


 

いつか年老いたら

2015.12.27 Sunday


 
いつか私が年老いて、かつて幸せだったと思い出す日があるとしたら、今日の日だろうというような一日。10月に、夫と伊東へ行った日。
普段は、自分にとっての旅とは、富士山の頂上で星や空を見ることだからという考えのもと、一緒に旅行は難しいね、、ということで私も一人で旅に行くことが多いのですが、3年前に一緒に伊東へ行った時に偶然入ったトリスバーが素晴らしく、そこで飲んだハイボールがとても美味しくて。
夫も珍しくもう一度、伊東とトリスバーへ行きたいというので、3年ぶりに二人で旅行へ。ちなみにこの日は美しい満月の日。
この二日間があまりにも素晴らしくて。食べた料理も本当に美味しくて!どれも、その土地でしか食べられない新鮮なものばかり。
 





念願のロマンスカーにも乗って。




伊東から熱海への電車は、珍しい黒船電車。(普通列車です)




ペリーと黒船の歴史が車両ごとに趣向をこらして、展示されているようです。



 
座席は海側のガラスがとても広くとられていて、席も初めて見る扇方の座席で、興奮してしまいました。
飲み物を置くカウンターもあったので、コンビニで買ったものの、飲まずに宿の冷蔵庫で冷やしていた、いつもの家で飲んでるやつをプシュッと。
夫がこんなにリラックスしているのも久々。旅ってやっぱりいいなと思った短い時間でした。

 

私は我慢強い

2015.12.25 Friday











 
私はとても我慢強い。痛みや辛さに耐える癖がついている。
でももう、そういうのはいいかな。来年から40代だし。
私は自分をサバイバーだと思っている。
よく、ここまで生きたと思っている。何も持たないまま。
あぁ!しんどかった。もう、好きにしてもいいかな。


 

切り干し大根のコチュジャンあえ

2015.12.20 Sunday


 

料理家の青山有紀さんの韓国料理の本に載っていたレシピ。水で戻した切り干し大根をコチュジャンと酢と砂糖であえたもの。
元のレシピは三つ葉とあわせていましたが、三つ葉なしバージョンで。
簡単で美味しいのでさっそく2回目です。コチュジャンって焼肉や炒め物以外あまり使わないのでちょっと余りがちなのですが、こういうふうに使えばいいんですね。メモメモ。
甘めのマッコリにもあいそうです。

 

クリスマス

2015.12.18 Friday


 

街がキラキラしていますね。
先日、電車の中で小学校の低学年ぐらいの男の子が、お父さんに「サンタって金持ちなの?』って聞いていました。
お金持ちじゃないと、あんなにプレゼント買えないよね?みたいな感じで。
その時私はちょっと、ぼーっとしていてお父さんの返事をよく聞いていなかったのですが、「神様がなんたらかんたら」と答えていたような。
続いて「サンタクロースに会えるの?」と聞いたそばから、「あ、睡眠薬を振りまかれて眠らされちゃうか」って自問自答。
けっこう子供って、怖いことをよく言いますよね。
その後、その男の子は一緒にいたお姉ちゃんに、ちゅーちゅー攻撃。
本気で嫌がられいて、お父さんからも注意を受けていました。エネルギーの塊みたいな生き物!彼が次に何を言うのか、どんな行動をするのか目が離せませんでした。
大人になるにつれて、こういう部分を失ってしまう人が多いような気がするけれど、そのまま持ち続けている稀有な人もいますよね。
私には幼馴染の男の子がいるのですが、彼の作ったものを見る時、そういう発想の自由さを失わないまま大人になれた稀有な人ではないかなと思ったのです。


あ、もしかしたら、みんな本当は失っていないのかもしれないと今朝起きて思ったので書き足しています。
それを人前でむやみやたらに見せなくなるだけで。

 

ホイリーさん

2015.12.11 Friday

 
make&photoで、西洋占星術 伝書鳩」主催のホイリーさんを撮影させて頂きました。
ホイリーさんは、西洋占星術とインナーチャイルドカードを使ったメッセージを毎日Twitterで伝えています。

ホイリーさんのTwitter

撮影の日にホイリーさんがひいたカードのメッセージには、こんな言葉が。

「27日の一枚は3匹の子豚。冥王星のカード。冥王星は火星天王星とゆるいTスクエアを形成し始める。許すとき。どんなに物事が激しく動いても、私は落ち着いてその日を迎えるでしょう。なぜならば、目の前の人物はすべてもう1人の私だから。 」
三匹の子豚。ホイリーさんと黒滝さんと私?なんて話しながら。この日、黒滝さんは何度もホイリーさんと私がよく似ていると言っていました。もう一人の私に出会ったのかな?どんな人の中にも、自分と全く違う部分、良く似ている部分がありますね。

この日は本当にいろいろなことが繋がってゆく1日でした。最初に撮影を予定していた日は、撮影場所の公園の定休日ということがわかり急遽、予定を変更。メイクの場所も初めてのスペースを使ったのですが、このスペースがとってもすっきりした気持ちの良い場所で。


今回の撮影のイメージは?と黒滝さんに聞いたら、「風が吹いているイメージで」といったそばから風が吹き、あのテーブルを使いたいなと思ったら、若い女の子たちが、「うちらずっと外にいますから」とテーブルを譲ってくれたり。

 

温室の中でも撮影しようかなと思ったのですが、あまりにも植物たちの「私を見て」という声が騒がしく。
普段、撮影をする時は、どこの場所や光がいいかな?と探していたりするので、あまり自分のことを話したりすることはないのですが、今回は大きな公園の中を歩いているのがとても気持ちよかったのと、ホイリーさんにこの人なら話しても大丈夫かなと思える雰囲気があったので、雨上がりに植物がごくごくと水を飲んでいる、その生命力を感じることがあり、その力の強さに怖くなってしまうことがあるというような、自分の中での世界の感じ方を話してみたり。


 

 
こちらも、お気に入りの1枚。
 

INDIBA house

2015.12.09 Wednesday

カラーリーディングメイクの黒滝清香さんと一緒に活動している、make&photoで、麻布十番にあるエステサロン「INDIBA house」のオーナーの渡辺裕美さんの、ホームページのプロフィール用の写真を撮影させて頂きました。
プロフィール写真は、もう少ししたらアップされると思いますが、そのショットとは別にこんなショットも。


 


 

私たちを訝しる、スタッフあんちゃん。




 

人に全くこびない猫。「気高い」という言葉が似合うような猫。でも、一緒に撮影をという時には、ちゃんと渡辺さんの足元に。
それまで、机の下から出てきてくれなかったのに!ちゃんとわかってくれてるんだなって。
「ハイハイ、撮影早く終わらせてね!」みたいな?

 

 
あんちゃんと一緒の時の渡辺さんの表情が本当に素敵で!(あんちゃんのこの表情も!!)
 

make&photoでは、データと一緒に2Lのプリントを2枚納品させて頂いているのですが、渡辺さんから、このショットをモノクロのプリントに出来ますか?とのリクエストがありましたので、今回はプリントの1枚をモノクロに。


 
 
 

この日は、撮影の後に麻布十番のハワイアンカフェで、3人でパンケーキをシェアしながら、お茶を。
お店に移動する時の渡辺さんの、ファッションが凄く可愛くて。ジャケット(スカジャン?)の袖からのレース!そして、足元は銀色のブーツ!
大人になることは、好きなものを身につけることを諦めることではないですよね。大人なんだから、楽しみたいですよね。
お洒落も仕事も!

渡辺さんのエステサロンのホームページはこちら。

INDIBA house

 
1