夏が終わる

2015.08.29 Saturday


 

今年の夏はあっという間だった。
家の近くの神社で、富士山の山仕舞いの鎮火祭へ。只々、燃える炎をそこに集まる人々と静かに見続けるという時間の中で、とても満たされてゆくのを感じた。
自分の中にある豊かさを感じ、心が落ち着いてゆくような不思議な感じ。火は最後に水によって消されたのだけど、そう水のような、たぷたぷ潤う感じ。

最近、たくさんの人と関わる中で、今まで知らなかった自分を知る機会がたくさんあった。
人に対してすごく遠慮をしてしまうところや、失敗することを恐れて、とても慎重になってしまうところ。
特に仕事なんかでは、決して失敗できない、撮れていないというようなことはあってはいけないという写真を撮る時のプレッシャーが知らない間に、普段の行動の中にも染み付いていたのかもしれない。
ゆるめるところと、集中するところ。そのバランスが大切。

 

Flowers in the Dark

2015.08.24 Monday




 

羽永光利により前衛芸術の”現場”1964ー1973

2015.08.06 Thursday

前にこのブログにも書いた、写真家の羽永光利さんの写真展が中目黒にある、「青山|目黒」ギャラリーで行われています。
羽永光利さんは亡くなられいるのですが、ご家族や賛同者の方が尽力して、ネガフィルムを3万点ほどデジタル化されたとのこと。
本当に大変な作業を得て、こうやって眠っていた写真が日の目を見れたこと、一人の写真を撮る人間としてとても嬉しく思います。
写真展では、60年代から70年代の時代を象徴するような、いろいろな方たちの現場がカメラに収められています。
もしかしたら、その人たちがこれから時代の波にのる、前夜のような時のタイミングなのかもしれないような写真もあり、なにかやってやるぞというような、とても意志に満ちた魅力的な表情をして、見ているこちら側に響くものもありました。
写っている人たちがカメラに対して構えてないとても自然な表情で、これは写真家としてだけでなく、舞台などでは手伝いもしていたという、そういう羽永さんの人柄だからこそ撮れた写真でもあるのかなと思いました。
今見ても古い感じはしなくて、むしろ今の時代とリンクしているような写真もありました。

ぜひ、多くの方にこの写真展を見てもらいたいです。

写真家 羽永光利さんのsite

展覧会は8月22日まで(夏期休廊 8月9日〜8月16日) 日・祝休廊

青山|目黒ギャラリーのsite


 

瞼に残る残像

2015.08.02 Sunday




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瞼に残る残像。

 
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