言葉のない
2015.02.28 Saturday
今週、1月から撮影していたある撮影が終った。人とのコミュニケーションって、言葉を通じてのやりとりがしめているところが大きいと思うけれど、撮影した人の中には、ほとんど言葉を発しない人や、その人の話していることが自分にはほとんど理解できないというようなこともあったりした。
でも、こちらの言った言葉が伝わってないわけではないと感じたので、ずっと手探り状態だったような気がする。
その人の言葉がわからなくても、一緒にいる時間が楽しいと感じた時もあった。
ある時は、見知らぬわたしがいて撮影していることで混乱する人や何度も人から、撮影してもらえばと促されたせいか怒り出す人もいたし、正直私もそういう状況に全く平気なわけではないけれど。
あの場所のごちゃごちゃしたよくわからない居心地のよさとか、混乱することをも受け止めようとするみんなの働く大切なあの場とか、何かが写真の中に写りこんでいるといいなと思いつつ。