フォトグラファーズセッションの展示が終った次の日の昨日、18切符が2枚残っていたので熱海へ1泊で旅行してきました。
最終日の展示が終った後に、東京で集まれる人たちで打ち上げを兼ねた飲み会があって、その時間が本当に楽しくて。
今、いろんな思いが溢れ出そうなので、もう少ししたらそのことはここに書きたいなと思います。
18切符が2枚残っていたので、小野さんに1枚あげるからどこか近郊の海に日帰りで一緒に行こうと提案したのですが、「嫌!!」ということで、二者選択で1は私と近郊の海へ日帰り、2は2枚は往復で私が使いホテル代をカンパする。
どちらがいい?と聞いたら、間髪入れずに「2!!」ということだったのですが、これは二者選択ではなくて小野さんから私へのプレゼントだと思いたい。
今日はカロリーとかはどうでもいい!
ビジュアル的に気になっていた、DEAN&DELUCAのオレオクッキーのマフィンを電車に乗る前に東京駅の地下で購入。
ずっとデューン&デリカとか間違えて読んでいました。ディーン&デルーカみたい。
そして、写真集の「ZINE」はザインではなくジンみたい、、。
オレオクッキーのマフィンを宿についてから食べて、気が済んだ。
自分が今なにがしたいかと言えば、漫画を読みたい!気分だったので、今回は漫画がたくさんあるという宿を選びました。
設備は古いけれど、温泉の質もよくて24時間入れるし、なかなかいいところでした。
ホテルの中庭では温泉蒸しができるので、フロントで卵を買って温泉蒸し卵を作り中。
材料の持ち込みもできるみたいで、最初は近くのお店で材料を買って、お肉やとうもろこし、いろんなものを夕飯に蒸したい!とはりきっていましたが、気がついたら漫画を読みながら寝ていて、面倒になって熱海銀座をぶらぶらしながら店でラーメンと餃子を食べました。
ホテルに戻って、よく話題になっていた漫画を読んでみたり「Deep Love」(2巻まで)「ONE PICE」(7巻まで)とか。
「Deep Love」は生きている実感がなくて援助交際をしているしている女子高生の話だけど、その対比のために特攻隊で死んでいった人のエピソードとか、難病の青年とか、なんかひっかかってしまうところが多くて。
よく言われているように展開も早すぎて、もし自分が10代のころに読んでいたら、違う感想を持ったのかもしれないけれど。
そして今の自分にぐぐっときたのは、中村珍さんの「羣青」
女性同士の恋愛という部分もあるのだろうと思うのですが、お金を持つものと持たないもの。
その力関係の中ではお金を持って入る人が優位に立つことが多くあると思うけれど、相手が自分に好意を抱いている。
という弱みを利用することによって、その関係性を変えることができるのかもしれない。
人を殺して平気でないところも、胸に迫るところがあるし、たとえ自分のために夫を殺してくれてもそう簡単には相手を好きになることはできない。
胸が掻きむしられるような凄い漫画。宿には上巻しかなかったので早く続きが読みたい。