「母がしんどい」「ママだって、人間」の著者、田房永子さんの新刊、「呪詛抜きダイエット」
「呪詛」という言葉、聞き慣れないかもしれませんが、この呪詛という考えを知って、私は何かとても腑に落ちるところがありました。
この本の最初の「いつも太っている私」のところの結婚式に出席した時のエピソードがあまりにも身に覚えがあったので、自分のことが描かれている?と思わず思ってしまったほど。
ダイエットの前に、食べ過ぎてしまうことの原因や不安やストレス、その原因を知っていく過程が描かれていて、自分にかけられた「どうせだめ」とか「太っているほうが私らしい」「もとが悪いから」「やせたところでなんにもならない」というような自分自身にかけた(かけられた?)呪詛を抜いてゆく、そんな呪詛抜きダイエットにトライしたお話。
私も、ここ何年も長い間、「写真が下手」とか「写真家としてどうしようもない」とかここ何年かまた写真の仕事をするようになって、相手の人が喜んでくれたと伝えても「そんなのはリップサービスだ!真に受けとるな!!」って言われ続けていて。
人に褒められても、いやいや私なんて全然だめなんで、、と素直に受け取れなかったり。
今年ぐらいからさすがに、本当にそうなのかな?と思うようになって、そんな時にこの「呪詛」という考えを知り、あぁー!!めっちゃ呪詛をかけられていた!!!と気づいて。
それに相手が一生懸命やっていることをすぐにけなしたり、否定してばかりいるのって、その人自身の問題なんですよね、、。
呪詛ということを意識してから、ダメだダメだみたいな思いこみがどんどん抜けていって、本来自分がしたかったことを素直に人に伝えたり、一緒にやりましょうって自分から声をかけれるようになったり。
そうなってきたら、人からも声をかけてもらえるようになったり。
最近はその呪詛をかけてくる人に、呪詛かけないでもらえますか!!って言っているので、相手もそういう言葉を言わなくなってきました。
「呪詛抜きダイエット」にしても、「母がしんどい」にしても、人に支配されず、人を支配せず、自分自身の人生を生きてほしいというメッセージとして受け止めながら読みました。
8月21日には高円寺のバンディットというところで本の発売記念のトークショーが開催されます。
下記のページで、私が撮影したプロフィール写真を使って頂いています。
呪詛抜きダイエット 発売記念トークショー