お雛様

2014.02.28 Friday








 

わたしの人形は良い人形

25年も前か、それよりももっと前かわからないぐらい久しぶりに自分の雛人形を飾りました。
30歳をすぎて着物を着るようになったことをきっかけに、雛人形の素晴らしさに気づき、雛人形が欲しい欲しいと思うようになりました。
デパートや専門店をのぞくと、とても高価で手がでませんでした。
アンティークで手に入れようかと思いましたが、前の人の思いがまだ人形に残っているような気がしてしまって。
雛人形を欲しがる私に夫の母が小さな貝の手作りの雛人形をプレゼントしてくれたので、結婚してからはその雛人形を飾っていました。
そういえば、小さいころに母方の祖母が買ってくれたものがあったのでは?と思い、実家に聞いてみたところ、鳥取の祖父母のところに置いているということで探してもらったのですが見つからず、親戚一同でどこに行ったのかな?と首をかしげていました。
その後、亡くなった祖父の畑仕事をする納屋という思わぬところから雛人形が発見されて雛人形が実家に戻り、そこからようやく私のところに届いたのです。
両親に雛人形を送ってほしいと電話しようとしたら、父の方から雛人形を送ろうかと電話がかかってきたので、親子で同じタイミングで同じことを考えていたんだなって。


今は場所がないので男雛と女雛しか飾ることが出来ませんが、いつか広いところに住むことがあれば全段で三人官女や従者も飾りたいです。
二人は見るからに高貴な感じのお顔立ちなので(天皇と皇后を表しているそうです)「官女もおらず、世話を焼くものもおらずにすみません、、」とか「小野さんが帰ってきたら壊れている扇子を直してもらいますので」などと、ついつい敬語で話しかけてしまいます。



 

ごちそうさま

2014.02.25 Tuesday





 

予定していた撮影がなくなったので、ちょっとゆっくりめの朝ご飯にホットケーキを焼いて食べました。
ホットケーキは弱火でじっくり焼かないと焦げてしまうので、案外手強い料理です。
牛乳を少し減らして、みりんとバターを入れるという裏技を駆使して作ってみました。
自分至上最高の出来上がりに満足。
それなのに最後の一口を食べ忘れていた。大丈夫か?私。


 


久々にキッシュも作ってみました。
小麦粉に牛乳とオリーブ油と塩をざっくり混ぜて生地は5分ぐらいで完成。
この生地を冷蔵庫で少し寝かせてから取り出し、型に伸ばして一度生地のみを焼きます。
焼いている間に中身を作り、焼き上がった生地に中身をいれてもう一度焼けば完成。
私が作るのは、簡単であっさりめのキッシュです。
バターを入れて、さくさくの層を作るやり方もあるみたいですが、あまり難しそうなものは遠慮しておきます。
今回は初めての型を使ったので、ちょっと生地が足りず中身の液がはみだしてしまいました。
次回からは生地の粉を増量してみようと思います。
キッシュは明日のお楽しみです。


 

検校

2014.02.21 Friday



銀座方面に用があって出かけた帰りに、前から行ってみたかった日本酒の角打ち「検校」へ。
お洒落なお店で、女性一人でも入りやすそうです。
私が頼んだ「しぼりたてセット」とO氏が頼んだ「秋田セット」ってこれだけ見たら、何がなんやらわかりませんが。
つまみに、胡瓜の奈良漬けとほたるいかの素干を頂きました。
お酒もつまみも美味しくて、せんべろで幸せ。

 

横浜

2014.02.20 Thursday


 
 


行かない時は全然行かない横浜。
この一ヶ月ぐらいの間に、横浜に4回も行く機会がありました。

この日は横浜に住む友人の案内で、横浜市中央卸売市場の水産棟の食堂街でお昼を食べました。
千円ですごいボリュームの刺身の定食。箱ウニものっていました。
横浜駅から歩いて行ったのですが、高層マンションやショッピングセンターのベイクォーターを抜けると突然、時が止まったような街の景色が現われました。
昔、どこかでこんな景色を見たことがあるような気がしました。
神戸だったのかもしれないし、違う街だったのかもしれません。
もう、忘れてしまったけれど。


 

東松照明 写真のつくり方。

2014.02.18 Tuesday



週末の土曜日と日曜日、桜木町のパシフィコ横浜で行われたカメラフェアCP+の会場内で行われた、写真のワークショップ「東松照明 写真のつくり方」に参加しました。
土曜日は悪天候のため、まさかのCP+が開催中止に。そんな中、ワークショップは決行とのことで朝早くに家を出て、なんとか桜木町まで辿り着きました。

普段からphotoshopとデジタルプリンターは使っているのですが、最初に人から教えてもらった使い方とあとは独学のような形でした。
もしかしたら違う発想での使い方があるかもしれないし、それを学んでもっと作品を作っていくのに活かしたい!
そんな思いもあって、ワークショップに参加しました。
講師は東松照明さんの奥様で、東松さんの作品のプリントもしていた、東松泰子さん。

ワークショップ開催中に、写真の批評家の上野修さんと泰子さんのトークショーがあり、そこでのお話も面白かったです。
東松さんの無茶ぶりと、それにプリンターとして真摯に答え続ける泰子さん。
東松さんが長崎に住んでいた時にプロラボがなく、写真のプリントを東京に出していて、そのためにストレスを抱えていたことが、いち早くプリントのデジタル化に切り替えたきっかけだったそうです。
話を聞いているだけでも目眩がするような、細かい忍耐のいる作業を続ける泰子さん。
どんどんエスカレートしてゆく東松さんから泰子さんへの要求、、。
それに対する東松さんからの「労を惜しむな」との言葉。もう、おいっ!って心の中でつっこんでしまいました。
日本を代表する写真家の作品作りのかげには、こんなふうな二人三脚があったんですね。
実際にワークショップに参加しても感じましたが、泰子さんは本当に写真を愛していて、写真の力を信じている。
だから、自分の仕事として東松さんの作品作りに関わっていたのではないかな。
写真を作っていく、苦しみも面白さも共にわかちあっていた同志のような夫婦だったのかな。
東松さんの亡くなった今、泰子さんの存在からそんなことを感じました。

ワークショップの方は、30枚の写真のデータと2Lサイズでプリントしたものを持参し、その中から10枚の写真を選んで、photoshopで調整し、まずは2Lサイズでプリント。
その後、細かい調整をしてA4にに伸ばし、最終的にはA3伸び10枚のプリントを作りました。
とてもシンプルなphotoshopの使い方で細部まで調整する方法で、自分にとっては初めての使い方でした。
この方法で細部を調整できるようになったことにより、同じ写真なのに目に見えてプリントが違ってきました。
撮影した時に、自分が感じた印象を再現してゆくことが出来るかもしれない、何かをつかめた手応えを感じました。
集中して熱中して作業していたので、二日間があっという間でした。

フォトネシア沖縄の活動に興味のある方はこちらのサイトから見ることが出来ます。

フォトネシア沖縄
 

雪の東京

2014.02.08 Saturday











 

聚福楼

2014.02.07 Friday

久しぶりに池袋で中華料理。
私が行くのは、もっぱら中国東北料理ですが。
ここも池袋には多い、中国東北料理と朝鮮料理のお店。

 


はじめての、聚福楼というお店。
今日は2軒目だったので、キムチの入ったとうもろこし麺を食べたらお腹がいっぱいになってしまって、水餃子と葱油餅は少し食べて持ち帰りに。
想像していたのとは違う、真っ赤な麺が出て来てびっくり!
ちょこっと、携帯で撮影。

 


水餃子は韮がかなり強烈でした。このへんは好みがわかれるところだと思いますが。
葱油餅はかなり好みでした。
がっつり食べるなら、羊や兎のローストもあります。
一緒に行ったO氏には強烈すぎたようなので、今度は、がっつり女子を誘ってまた来たいです!


 

スタート

2014.02.04 Tuesday

昨日から、新しい撮影が始まりました。
キヤノンフォトグラファーズ・セッションで発表しようと思っている撮影です。
今回、選考のための応募作品は「ここに生きる」なのですが、発表したいと思っているのは、その中の一人の被写体の方をテーマにした作品で、今までの作品に追加するという形ではなく、一から撮影にのぞみたいと考えていました。
人と人とが関わりながら生きること、それって、ちょっとしんどい時もあるよなー。
そういうことも含めて、その人が生きてゆくドキュメンタリーのような?

言葉に出来ないような写真が撮りたい。
写真を言葉で説明する癖がいつのまにかついていた。
自分を守るためだったのかもしれないし、そういう自分を捨てて、もう一度写真の力を信じてみたい。
こんなことを書きながら、自分で上げてしまったハードルに大丈夫?って思うときもあるけれど。
これから何度も通って撮影させてもらう予定で、昨日は打ち合わせを兼ねた初めての撮影でした。
しょっぱなから、思い描いていたことなんか超えていく。でもそんな瞬間をワクワクしている自分がいる。

最初だから気をはっていたのか、帰ったら力つきて夫にお惣菜を買ってきてもらって、夕飯を食べたらすぐに寝てしまいました。
夜中に目が覚めて電気をつけたら、飾っていた桜の花が開いていました。


 





 

野毛の夜

2014.02.01 Saturday

 

 
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