花田春兆さんの展覧会

2011.10.27 Thursday

 「しののめ」などで知られる、、作家の花田春兆さんの陶芸と俳句のコラボレーション。陶俳画の展覧会。

10月28(金)29(土)30(日)
11時〜18時(最終日は17時まで)
港区高輪区民センター


食欲の秋

2011.10.22 Saturday

 


風邪が少し直ってきたら、また元の食欲が復活。
近くのケーキ屋さんで買ってきた、ケーキがあまりにも綺麗だったので写真を撮りました。
こういう洋菓子にしても、和菓子にしても、綺麗なお菓子を作る職人さんを尊敬しています。 
口の中で、一瞬にして、その形がなくなってしまうものに、こんだけの手間や時間をかけること。 
こういうことがなくなってしまうと、やっぱり寂しいから。

前にテレビで、京都の和菓子の職人さんが、紅葉の生菓子を作っているところを見たのですが、その職人さんは毎日、紅葉している葉をみながら、その色を見てお菓子を作る時に色を決めると話していました。
私はその話を聞いて、とてもいいなと思いました。
紅葉はこんなもんやろうと、決めつけるのではなく、あ、こんな色もあるんや。こんな色になるんやと思いながら、一からその色を作る。
きっと、それはとても面白いことだと思うのです。
そういう人のお菓子を食べてみたいなぁと思いました。
ちょっとこのケーキから、その心意気を感じて、じっと魅入ってしまいました。


風邪

2011.10.20 Thursday

 


先週末ぐらいから、風邪をひいていました。 熱が出て、2〜3日の間、じっと布団の中で寝ていました。 
上げ膳、据え膳で夫に食事を用意してもらい、たまにはこういうのもいいかな、なんて。
 身体が思い通りに動かないと、元気な時はあまり感じない、「身体」をとても意識しました。 「身体」のことから、「介助」のことへ。
そして、そのことから、カメラを通して写真を撮ることへと意識が繋がっていったりもして。 
でも、身体が弱ると気持ちも弱まってしまい、自分の足りものばかりに目がいってしまいました。 
気持ちのせいだけではなく、実際にいろんなものが足りないんですけど。
 それは、覚悟が足りないんだよ。と、言われたけれど、自分でもそう思います。 
もう少し、「ここに生きる」を撮りためて、写真集にしたいという気持ち。
そのために、もうちょっと頑張らなくては。

高円寺

2011.10.20 Thursday

 

百音

2011.10.10 Monday

 




高円寺にある写真カフェギャラリー「百音」が閉店になりました。
 百音は自分にとって、ちょっと特別な場所でした。
 「彼女の存在」という写真展をさせてもらった場所でもあるのですが、夫と出会った場所でもあり、ささやかな結婚パーティーは百音で。 
そういえば、婚姻届けの保証人もあずみちゃん夫婦! 
高円寺を引っ越しでからは、なかなか行けずにご無沙汰していましたが。 
百音の店主のあずみちゃんは、ほぼ同じ歳で今では一児の母。 あずみちゃんのライフスタイルがそのまま、百音へと移り変わり。 
いつのまにか、昼間中心のマクロビオティックのお店になり、子どもを産んでからは、小さな子ども連れでも入りやすいお店に改装し、本人も背中に赤子をおぶりながらお店に立ったていたり。 
本人はいつも、柔らかく本当に朗らかでにこにこしていて、でも芯の強い柔らかさ。 
自分の思いや気持ちをちゃんと仕事にしているし、関わる一人一人の相手も大事にしている。 
高円寺での百音は終わるけれど、少し休憩を挟んで、また新しいお店?を始めるそうです。 ひとまずは長い間、お疲れさまです。

あれから

2011.10.04 Tuesday

 


もう10月ですね。 展覧会が終わって、通常の仕事に戻りつつ、会いたかった人たちに、ゆっくり会って同じ時間を過ごしたり、身体を休めたり。 体力と気力を養っていました。 
そして、いろいろなことを考えて、結局ひとまわりしてまた同じところに戻ってきました。 
自分の今撮っている写真のテーマでもある、
障害を持つ人が地域で生きるということ。
自分で選んだ場所で生きるということ。
震災以降、地域で生きるということや自分の選んだ場所で生きるということ自体が難しくなってしまった人や、自分の中でももう、震災の前とは同じようには生きられないと感じることが多くなりました。 
もう少し、「ここに生きる」を続けようと思っている中で、もう一度自分の写真のテーマに対して、考え、またそこから少しづつ進みたいと思い。 
自分の中での、答えはでたのですが、また試行錯誤の日々が始まるのだなと思うと、気が少し重くもあり。
でもまた、撮ってゆく中で 背中を押されるようなことに出会ってゆくんだろうなという予感もあり。

岐阜と鮎

2011.10.04 Tuesday

 奈良へ行った後、夫の岐阜の実家へ帰りました。
夫の実家といえば鮎で、法事などでも鮎三昧の食事です。
今回は、「やな」と言われる、川の側の食事処へ連れていってもらいました。
ちなみに、このやなは、しょういちさんが高校生のころにアルバイトをしていたところです。




鮎の刺身から始まり、酢の物、塩焼き、田楽、フライに最後に鮎雑炊と鮎づくしでした。
 私は、この鮎雑炊がとっても好きです。 すまし仕立ての汁に焼いて身をほぐした鮎を入れ、ご飯と軽く煮込み、最後にすだちか柚子をきゅっとしぼります。 
書いていて、食べたくなってきました。
岐阜の実家へ行くと、この野菜はこんなふうになっているのかとか、これは木になるのか!とか、知らないことばかりで、何も知らない自分が恥ずかしくなります。 
お母さんに縫い物を教えてもらったり、何もないところから自分でものを作ってゆく、生きてゆく知恵を、たくさん教えてもらいます。
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