襲名お練り

2011.08.31 Wednesday

 



浅草で行われた、歌舞伎役者の襲名練り歩き。
中村歌昇さん改め、又五郎さん。息子さんの種太郎さん改め、歌昇さん。
人間国宝になられた、中村吉右衛門さん。

「ここに生きる」の写真展が決まるまでは、大好きな文楽や歌舞伎を絶っていて、決まってからも写真のことで一杯一杯で気持ちの余裕がなく、本当に久しぶりにこういう場へ。
襲名の練り歩きという、めでたく華やかなイベントに参加することが出来て、本当によかったです。
参加って言っても、勝手に見に行って、沿道からキャーキャー騒いでいただけですけど、、。
又五郎さん、歌昇さん、吉右衛門さん。本当におめでとうございます。
9月の秀山祭、楽しみです。


襲名お練り

2011.08.31 Wednesday

 






粋なお姉さん方のお囃子の山車や芸者さんも一緒に練り歩きます。
こういうことが息づいているのも、もうひとつの東京なんだなって思います。


鳥取

2011.08.28 Sunday


大阪での展覧会が終わった次の日、家族で鳥取の老人ホームにいる祖母に会いに行きました。
朝5時すぎには家を出発。
私はもう力が尽きていたので、1日中車の中でうとうと。
祖母はいろいろなことを忘れてしまって、私が誰かもわからないみたいです。
前に会った時は、座りながらずっと眠っているようでした。
今回は起きていて、ホームの職員の方から、今はあまり反応はないですよと言われたのですが、帰る時に「おばぁちゃん帰るね」って言ったら、にっこりと笑ったのです。

いろいろなことを忘れてしまっても、その人が生きてきた今までの人生がなくなってしまうわけではない。

この日は家族にとっても夏休みで、鳥取のお浦富海岸の近くで美味しい食事を頂きました。


旬の白いか御膳。なんと、これで1350円。
漁師さんのお店らしく、仲買がないのでこの値段で提供できるそうです。
料理も丁寧で美味しく、家族に甘えて、夏の生牡蠣や天然のうになども食べました。
東京に住んでいると、眺めの良い景色に新鮮な海の幸なんて、最高の贅沢です。
両親に感謝です。





海洋天堂

2011.08.26 Friday

 先日、「海洋天堂」という映画を見ました。
ジェットリーが演じる、父親と自閉症の息子の物語。
末期癌であることを知った父は、息子が自分の亡き後も幸せに生きてほしいと願い、生きるためのいろんなことを、息子に伝えてゆくという物語。
親亡き後。
東京での写真展の時、最後の日の終わりの何分か前に、新聞でこの写真展の記事を見たと駆け込んできた女性の方がいました。
息子に知的障害があり、自分はもう高齢で、自分が亡くなった後、どうしたらいいのかと、いろいろなところを見学しに行ったり、自分自身も勉強しているということで、見たこと感じたこと、考えていることをたくさん話されていました。

父親は、息子にいろんなことを伝える。
大好きなゆで卵を作ること、玄関のドアを開けること、一人でバスに乗ること。
そのひとつひとつのシーンがとてもリアルだった。
この映画の監督の女性の方は、14年間、自閉症の方たちの施設でボランティアの経験があるとのこと。
相手に伝わったり、理解してもらえると嬉しいと思う。
でも、その伝わらなさやわからなさも、とてもよく描かれていると思った。
リアルに感じるところもあったけれど、少しファンタジックな物語で、ちゃんと映画だった。
撮影はクリストファードイル。
好き嫌いの別れるカメラマンだと思うけれど、日常と物語の橋渡しに、彼の映像はとても効果的だと思った。

余韻を残す、よい映画でした。



GAMA 

2011.08.20 Saturday

 先日、銀座のニコンサロンにて、写真家の江成常夫さんの「GAMA cave霊魂がやどる聖地」という写真展を見に行ってきました。
戦争でこんなにもたくさんの人が亡くなった。
そのことを忘れない。全身全霊をかけて写真に刻む。
江成さんの写真を撮るという行為には、凄みさえも感じられます。

東京での写真展は終了しましたが、「GAMA cave霊魂がやどる聖地」は、
8月25日(木)〜9月7日(水)まで、大阪のニコンサロンにて。

あと、9月25日(日)まで、東京都の写真美術館にて
江成常夫写真展ー昭和史のかたちーも開催されています。


明日、8月21日(日)の午後10時からのNHKのETV特集では、霊魂を撮る眼〜写真家・江成常夫の戦地巡礼〜も放送予定のようです。




「ここに生きる」大阪ニコンサロン

2011.08.15 Monday

 


東京に戻ってきました。
8月4日〜10日まで、大阪ニコンサロンで行われていた写真展「ここに生きる」終了しました。
大阪では、知りあいの方を誘って大人数で来てくれた方も何人かいたり、私の友人たちが小さな子供を連れてきてくれたりと賑やかでした。
反応もストレートで、とても面白かったです。
最終日には、ツイッターを見て、静岡から来てくれた方も!
最初、え!?とこちらが、びっくりしましたが、本当に嬉しかったです。
10代の頃に通っていた絵本屋さんを営む方が来てくれたのですが、写真の被写体の方の中に、20年ぶりの知りあいを見つけて。
その被写体の方も、その絵本屋さんに通っていたそうで、ここで繋がるとは!
ここに書ききれないぐらいに、いろんな出会いや繋がりもありました。

まだ、いろんなことが言葉にならないのですが、、、。

本当に、たくさんの方にお礼が言いたいです。
ありがとうございます。

まだ「ここに生きる」は、はじまったばかり。
これからも、よろしくお願いします。

矢部朱希子



大阪場所最終日

2011.08.10 Wednesday

大阪ニコンサロンでの写真展「こにに生きる」本日、最終日となります。
今日は搬出作業があるので、15時までとなっています。

今年に入ってから、この大阪展までを一区切りとして、走ってきました。

今日は会場には11時すぎから15時までいる予定です。
お待ちしています。

スパゲティー

2011.08.10 Wednesday

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手前が弟作のトマトソーススパゲティー。
奥が母作の冷製スパゲティー。

大阪場所6日目

2011.08.09 Tuesday

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いよいよ写真展、明日で最後です。
最終日は、15時までとなります。

昨日、一昨日と、東京から来てくれた方たちと、展覧会後に、大阪食いだおれツアーをしていました。
一昨日は関西の方たちも一緒に、車椅子の方2名も含む総勢8名横並びで、カウンターで串かつを食べたり。
昨日は東京の方たちと、心斎橋でグリコの看板を見て、法善寺横丁でお好み焼きを食べるという、こてこてな夜をすごしました。
私はその後は実家に帰ったのですが、他の方たちはホテルに戻る前に、立ち食いうどんまで食べたそうです。
串かつ、お好み焼き、うどんとフルコース!

今日は15時から18時頃まで会場にいる予定です。
お待ちしています。

大阪場所5日目

2011.08.08 Monday

14時〜17時半ごろまで、会場にいる予定です。
よろしくお願いします。