芝居

2010.12.30 Thursday

 

今年も残り2日。
先ほど、ようやく年賀状をポストに投函。
今年は1年が終わる気があんまりしない。
去年、今年とやってきた「ここに生きる」を来年は発表できればと思っていて、終わりというよりは来年へ続くような気持ち。
話は変わって先日、25年ぶりに再会した小学校の同級生の作、演出する芝居を見てきました。
その芝居が本当にとてもよくて。
空間の使い方も面白かったし、役者さんたちもすごくよかった。
老いをテーマにしたものだったけど、老いとか人の闇に対しての表現もおおざっぱな感じにはなっていなくて、言葉と身体のリズムの面白さとか笑いもたくさんあって、そういうこと全部が相乗効果になった時に、芝居はこんなに面白くなるんだなって。
そこにすごく演出家の力を見たような気がしました。
久々に小劇場って面白いなって思いました。



モン族

2010.12.21 Tuesday

 




前々から欲しいと思っていた、モン族の刺しゅうのスカート。
ふとヤフーオークションで検索してみたら、すごく好みの色や柄のプリーツスカートが驚く値段でありました。
他の誰とも競り合わず落札したところ、出品者の方から、そのスカートの半額でよいのでもう一枚いりませんか?との連絡が。
写真を見たら、これもすごく好みで、いります!と即答しました。
下のスカートは千円です。
こういうものって、欲しい人はとっても欲しいけど、いらない人にはもういらないものなんでしょうね。着物とかもそうですけど。
ヤフーオークションとかフリーマーケットを見ていて、いつもそんなことを思います。
最近はこの2枚を気に入りすぎて、交互にこればっかり着ています。
これはモン族でアジアのものですが、カラフルな刺しゅうのものがすごく好きなので、もしメキシコとかに行った日にはえらいことになってしまうんじゃないだろうか?などと想像してしまいます。
実家に帰った時に、メキシコのドラマを見ていたら、私の持っている刺しゅうの入ったスモックとお揃いみたいな服をお手伝いさん役の中年の女性の方が着ていて、あ!お揃いだ!と思って、見知らぬ人に勝手に親近感を抱いていました。
行ったこともない国の知らない人と、同じものをいい!と思って買って着ているって、なんだか面白いなって思いました。

ちなみに、この2枚のスカートは夫からの今年のクリスマスプレゼントになりました。



鈴木清 百の階梯、千の来歴

2010.12.14 Tuesday

 行く日のタイミングを選びすぎて、実はまだ行けていない、写真家の鈴木清さんの展覧会。

私に写真というものが本当に面白いことだというのを教えてくれた人。

大きな回顧展がついに日本で!!
その話を写真評論家の飯沢耕太郎さんのトークショーで聞いてはじめて知ったとき、本当に嬉しかったです。

「百の階梯、千の来歴」 もう、タイトルも素晴らしいです。
今月の19日(日)までです。


写真展

2010.12.14 Tuesday

 


なんとなく、気のせく師走です。
そんな中、写真展をいろいろ見ました。
もしこのブログを見ている方、たまたま見た方の中で、行ってみようと思う方がいるかもしれないので、終わらないうちに、、、。

渋谷 禪フォトギャラリー
百々俊二さんと井上青龍さんの「釜ヶ崎ー新世界高度成長時代下の生き方」

井上青龍さんは惜しくも早くに亡くなられた写真家の方で森山大道さんに強く影響をあたえたと言われる方です。
昔、偶然に関西で青龍さんの奥様にお会いしたことがあって、その時は青龍さんのことを知らなかったのですが、写真撮っていると話したら「写真頑張って続けてね」と青龍さんのメモリアル写真集を頂いたのです。
そして、百々さんの写真。最近、あらためて良い写真だなと思うのです。
昔は勝手に苦手意識があったのですが。写真にというより、百々さんの影響を受けすぎている人たちに。
お会いしたことないんだけど、すごく強烈な方なんだろうな、、と思って。
小さなギャラリーでの2人展なので、もっと枚数をみたいという思いもありましたが、私にとっては感慨深い展示でした。
19日(日)まで

横浜 日本新聞博物館
「おんな〜立ち止まらない女性たち」
特に、戦後の復興期の働く女性たちのポートレイトによい写真がたくさんありました。
カメラやフィルムは今の方が性能が断然よいのに、やっぱり写真の根本的なことはそういうことではないんだなと考えさせられました。
写真に力がありました。
見てよかったです。
26日(日)まで

大野一雄フェスティバル2010 横浜BankART Studio
おんな展と大野さんの展示は夫が出展していたこともあって、見に行ったのですが大野さんの展示は時間があればゆっくり見たい展示でした。
たくさんの映像と資料が展示してありました。
20代の時のことなのですが、京都の舞踏家の友人たちに誘われて、大野さんの横浜のアトリエでのワークショップに参加したことがあります。
「ヨーロッパの教会の下には死体がたくさん埋まっています。皆さんもその死体と一緒に踊りましょう」と突然、言われて「はい!」と手を叩かれて、なんとなくそんな気になって普段あんまり踊ったりしない私もぐるぐると楽しくなって踊った記憶があります。
今になって、大野さんと出会えてそういう体験ができたこと、本当によかったなって思います。
(展示は12日で終了)

あ、まだ鈴木清さんのことを書きたいけど、長くなったので続きます。







KI・WI

2010.12.14 Tuesday

 


もう先月のことなのですが、夫の古い友人のともに編集者のご夫婦が日本橋にキッチンのあるスタジオをオープンしました。
ボジョレーヌーボーの解禁にあわせてオープニングパーティーがあるというので、夫婦でお邪魔してきました。

行く前は、あまり長居すると失礼だから、早めに帰ろうねって2人で言ってたのに、あまりのお料理の美味しさと魅力的な方々との出会いに最後のデザートとお茶まで頂いてしまいました。
すごいハムやチーズに美味しいワイン。奥様のゆきえさんがその場のキッチンで作る、温かい料理。
この料理が本当に早くて簡単で美味しいのです!さすが、小さなお子さんが2人いる働く主婦。そして、食べることが何よりも好きな方。
「これ、どうやって作るんですか?」とレシピを聞きまくってしまいました。
中でも目から鱗だったのは、パスタに柚子胡椒。
トマトクリームソースに柚子胡椒がとってもあっていて、美味しかったです。
その場にいた方が、唐辛子のかわりに柚子胡椒使うよねって話していたので、私が知らないだけで新しい定番?などと思いつつ、家に帰ってチャレンジ。
ペペロンチーノの唐辛子を柚子胡椒(少しのお湯で溶きました)に変えてみたのですが、これが美味しいのです!
こういう発想や着眼点でいつもの料理が変わるのって面白いですよね。
わくわくしてしまいます。
ちなみに私たち夫婦は黒米と夫の実家から届いたさつまいもを入れたいなり寿司をたくさん作って持って行きました。

KI・WIでは料理教室やいろんなイベント、壁はギャラリーとしても使えるようで当日は素敵な絵の展示がありました。
料理の撮影スタジオとしても使えるみたいです。
興味のある方はこちらのホームページからどうぞ。


本当に美味しい料理とお酒、ごちそうさまでした。


舞浜

2010.12.09 Thursday

 

先日、松田圭一郎さんという方の展覧会を見に、舞浜まで行ってきました。
twitterで知り合ったとばかり思っていたけど、実は何年か前にお互いの展示を見たり話したりしたことのある方だったのです。
展覧会の会場は舞浜のディズニーランドと反対側の改札を出てすぐの住宅街にあるギャラリー。とても静かなところでした。

松田さんの絵を見ていると、物語の中に迷いこんだような気持ちになりました。
でも、その物語は自分で作ってもよいというような自由度がありました。
勝手に絵の中に登場している動物や人を使って、物語を組み立ててゆくのです。


帰りに反対側のディズニーランドのある改札へ行って、ショッピングモールを見たのですが、同じ駅でもとても賑やかで、まるで別世界でした。
思わず、みんながすでに出来上がっている2次会に一人で途中から、しらふで参加したような気持ちになりました。
この景色に対する違和感が写真を撮るきっかけになったりもするのですが。

展覧会は今月の12日までです。

結婚式

2010.12.04 Saturday

 







従姉妹の結婚式のため、先月に続き3日ほど神戸に帰っていました。
私にとって従姉妹って、兄弟とも友達とも違うけどとても大切な存在です。
神戸空港の近く、見渡すのは海と空という素晴らしいロケーションの中(写真撮るにはめちゃくちゃ大変なシチュエーションですが)とても素敵な式と披露宴でした。
最初、遠慮深い従姉妹が申し訳ないねんけど、カメラマン頼んでんくて、披露宴のテーブルスナップだけ撮ってほしいって言われて、私もそのつもりだったんですが、いざ式場に着いてみて、この従姉妹にとっての大事な瞬間のちゃんとした写真が残らないって、嫌だなと思って、そう思ったら撮ろう!って思って。
けっきょく着物を着て写真を撮っていました。最初から最後まで。
途中、感極まって涙でファインダーが見えなくなって、はっとまわりを見たら、他の従姉妹たちも泣いていたり。

旦那さま、やさしいまりちゃんを大切にしてあげてください。
従姉妹一同からお願いします。

結婚式

2010.12.04 Saturday

 


 

桜ノ宮

2010.12.01 Wednesday

 


 
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