ブラインドサッカー

2010.06.29 Tuesday



オープニングパーティーの次の日、3331の体育館にて行われた、POCORART主催のブラインドサッカー体験に参加しました。
ブラインドサッカーというのは、視聴覚に障害のある方たちのサッカーで、私は前にたまたまテレビでそのサッカーの様子を見ていて、その時にテレビに出ていた選手の方が今回は一緒に参加していました。
 いきなりサッカーというのは危ないので、最初にアイマスクをつけて歩く体験をしました。
アイマスクをつけて歩くのは、はじめてだったのですが、いろんな所からいろんな音が聞こえてきて、最初に歩いた時は怖くて足がすくんでしまいました。
普段、いかに目で見える情報に頼って、いろんなことを判断しているか痛感しました。
サッカーは、4つのチームに分かれて、それぞれのアイマスクを作るところからはじまりました。
はじめてのブラインドサッカー体験で全く見えないのは危険ということで、少し見える程度のアイマスクを作ったのですが、実際につけてみると、ほどんど見えず、私は試合中に思いっきりぶつかって、倒れてしまいました。
そもそも、サッカー自体が10年以上ぶりで、こんなに走るのも久しぶり。
すごい汗だくで、腕を見ると完全に毛穴が開いていました!
チームは4組で、1チーム5分の試合を3試合したのですが、もう3試合目ぐらいの時には関節ががくがく、、、。
試合の1回目は見えにくいアイマスク、2回目はアイマスクなし、3回目は1回目のアイマスクを半分ぐらい見えるようにしたものでした。
参加者の中に一人、小学生の男の子がいたのですが、動きが全然違いました。
もう、彼の一人勝ち状態でした。
私たちのチームは1勝もしていないにもかかわらず、得失点で3位になりました。



同じチームになった、となりのお二人は、私が見たのと同じテレビを見て、ブラインドサッカーを知って今回参加したそうです。
本当は、セックスオンザシティを見ようと思って、前売りを買っていて行く予定だったけど、こっちに参加したとのことで、その振り幅がいいな〜と思いました。
それにしても、可愛いお二人でした。

いつもあまり使っていないような感覚をたくさん使った、ブラインドサッカー体験でした。
今度はプロの選手の方たちの試合を実際に見にいってみたいです。

3331グランドオープン!

2010.06.27 Sunday

 







アート千代田3331、グランドオープンしました!
入り口付近には、素敵なカフェやかえるステーションもオープン。
この何日間の間、急ピッチでいろいろ最後の作業を皆さん頑張っていました。
本当にお疲れさまです。
そして、グランドオープンおめでとうございます!
ちなみにかえるステーションはいらなくなったおもちゃを交換できる場所で、私は秘かに、ファーファーのぬいぐるみを狙っています。
写真は近くの町内会の方々も参加しての鏡開き。
ふるまい酒の秋田の日本酒を頂きました。
屋上菜園もはじまり、屋上に上がってみました。
開放感があって、とても気持ちよかったです。
私たち夫婦は、3階のシェアオフィスに入居中で、7月には2階のエイブルアートとの共催で、「生きる遺影」大撮影会!を行う予定です。
この場所で、いろいろな方たちに出会えるのがとても楽しみです。

3331グランドオープン

2010.06.26 Saturday

 今日、アート千代田3331、グランドオープンです。
様子はホームページ内のUSTREAMで見ることができます。(オープニング限定みたいです)

私たち夫婦も、これからオープンングパーティに参加してきます〜



しそジュース

2010.06.22 Tuesday





台所で火を使うのが辛くなってきたこの季節。
久々に辛いタイカレーを作って、汗だくで食べたり。
ずっと作ってみたかった、しそジュースを作ってみました。
しそジュースは作り方がとっても簡単で、好みの分量の水を火にかけ、よく洗った赤しそを投入して、15分ほど弱火でぐつぐつ煮て、火を止めたら、最後に白砂糖とクエン酸を投入して完了。
クエン酸は薬局で売っていますが、このクエン酸を入れると、鮮やかなルビー色になります。
クエン酸のかわりに、お酢でもいいみたいです。
 原液を水で割っても、スッキリとして美味しいです。

溝口健二

2010.06.17 Thursday

 先日、池袋に用があり、映画館「新文芸座」の前を通ったところ、溝口健二特集ではないですか!!
ラインナップを見たら、「雨月物語」「西鶴一代女」「残菊物語」「夜の女たち」「滝の白糸」「折鶴お千」「お遊さま」「武蔵野夫人」「楊貴妃」「祇園囃子」「近松物語」「赤線地帯」
うぉー!!!
昔の映画の中で好きな映画は、「流れる」とこの「祇園囃子」です。
「祇園囃子」に出てくる木暮実千代がたまりません。
あの、はんなりとした色気。自分と同じ生き物なのか疑いたくなります。
もう一人の主役、若いあやや(若尾文子)が可愛いのはもう、絶対的ですが、自分と同じ歳ぐらいの妙齢の女性として描かれる、木暮実千代の方に関心が奪われます。
「流れる」も「祇園囃子」も、歳をとっていゆく、女の細やかな心情や心理がすごくよく描かれています。
溝口監督って、女の人のことを、すごくよく見ていたんだなと感心します。
(ある意味、怖いですけど、、)

タイミングがあったので、その日に「夜の女たち」と「残菊物語」を見ました。
「夜の女たち」は
・瓦礫の風景が残る戦後間もない大阪新世界を舞台にパンパン(娼婦)の群れをリアリズムで描き大ヒットを記録した。田中絹代がパンパンに転落した戦争未亡人を熱演し話題を呼んだ。(チラシより)
この説明の通り、田中絹代が貞淑な主婦から娼婦に転落してゆくのですが、娼婦になった時のやさぐれぶりがハンパないです。
ラストシーン近くの、女同士のリンチから乱闘になってゆくシーンが凄まじすぎて、見終わった後は頭が痛くなりました。
前に京橋のフィルムセンターで「田中絹代」展を見たのですが、もう田中絹代の生き方が凄すぎました。
映画、「楢山節考」の時はおばあさんの役になるために、歯を何本か抜いたとか。
「楢山節考」もDVDで見ましたが、これもまたすごい映画でした。姨捨の話。

「夜の女たち」を見て、もういっっぱいいっぱいだったのですが、残菊物語、
・歌舞伎界の御曹司が芸の未熟さを指摘した子守り女に好意を抱き、やがて彼女の功により苦労の末、栄光をつかむ芸道ものの傑作。引きの名がまわしの手法が完成した作品と言われる(チラシより)
これは、やっぱり見とかないとやばい作品では!?(ちなみに映画は2本セットの値段です)と思いもう1本。
この残菊物語、本当に見てよかったです。
溝口監督の作品って何本かしか見たことないのですが、作られたお話で役であるのだけど、本当のことのように思えてしまいます。
ドキュメンタリーを見ているような感じ。
どれも、歌舞伎役者が演じているのかと錯覚するほどでした。
ラストシーン近くの大阪での船乗り込みのシーンがとても美しかったです。
そのシーンが美しければ美しいほど、悲しいコントラスト。
今も瞼に焼き付いています。

溝口健二特集は今週の19(土)までです。
18(土)「楊貴妃」「祇園囃子」
19(日)「近松物語」(長谷川一夫が美しすぎる!)「赤線地帯」








ここに生きる

2010.06.17 Thursday

 

先日、吉祥寺にて「まちのうたを唄う会」という17年間続いている会に参加させてもらいました。
プロのミュージシャンの方のピアノ演奏をバックに好きな唄をうたうという会で、もう、うまいとか下手とか関係なく、うたいたいからうたうんだ!というとてもシンプルな会でした。
矢部さんも前に出て歌ってよ!って言われたのに、私はちょっと、、、また今度、、とか、潔ぎ悪い自分がかっこ悪く恥ずかしかったです。
「まちのうたを唄う会」つながりで、「ここに生きる」の被写体の方を2人紹介していただきました。

久々の中央線。
吉祥寺は相変わらず誘惑が多い街でした。
自分にとっての吉祥寺や中央線は、どうにもならない思いや欲望を違う形で満たす、ガス抜きのようなところがあって、自分でもそれがわかっていたので、反対に嫌いみたいな複雑な思いが(笑)
でも、あらためて違うスタンスでいろんな街とつきあっていけそうな気がします。
最近、たくさんの人に会っていることも関係していると思うのですが、景色が急に違ってみえたりすることがよくあります。
見え方が変わるというのは写真に写ってくるものも、変わってくるんだろうなと思います。
写真を撮ることがすごく面白くなってきている、今日このごろです。



めだか

2010.06.11 Friday

 

ベランダで飼っている、めだか鉢の中の水草にたくさん小さな白い花が咲いています。
じゃりを入れたのと、たまたま買ってきた水草についていた貝がどんどん繁殖して、水の汚れの原因になるようなものを食べてくれているみたいです。
水もめだかの状態も、ここ1年近くかなりよさそうです。
全く咲くと思っていなかった水草に花が咲いたのが、すごく嬉しかったです。

3331事務所

2010.06.07 Monday

 







千代田区の廃校になった中学校を利用した、アートスペース「3331Arts Chiyoda」のシェアオフィスの中に夫で写真家の小野庄一と共同で写真の事務所を持つことになりました。
といっても、すごく小さな小さなスペースではありますが、自分たちの事務所、作業するスペースを持てたことに、夫婦でとても嬉しく思っています。
ちなみに、お向かいは「銭湯振興舎」さん。面白そうな方たちです。
グランドオープンは6月26日(土)です。
珍しいキノコ舞踊団のワークショップやら、いろいろな催しがあるみたいです。
もう、すでに中にあるギャラリーは始動しています。
+81Gallery+Labというところでは映画監督のWong Kar Waiのスティール写真などを数多く手がける香港のフォトグラファー、Wing Shyaさんの展覧会が行われています。
湿度を感じる、美しい写真でした。

3331は入口にスロープ、中にはエレベーターありますので、車椅子の方も大丈夫だと思います。
(エレベーターが狭めなので、車椅子の種類にもよると思いますが、、、)

今はまだ常駐しているわけではないので、いない時もありますが、事務所に来て、小野か矢部に会いたいという方がいれば連絡ください。
311Eでお待ちしています。




3331

2010.06.07 Monday

 







日比野克彦さんの「明後日朝顔プロジェクト」の朝顔。

梅酒

2010.06.04 Friday

 

久しぶりに梅酒をつけました。
蜂蜜と黒砂糖入りです。
急に、なにかをつけたい熱が再燃しました。
マリネとか、漬け物とか、いろいろつけるのが好きです。
最近は余った赤ワインに、余ってるバナナや缶詰の桃やらつけてサングリアを作ったり。
白ワインにパイナップルや白桃もいいな。
次はしょうがと檸檬をウォッカでつける予定です。