下町散歩

2009.06.30 Tuesday

 


蔵前で写真を見てもらう。

普段あまり行かない場所なので、終わってからカメラを首からぶらさげて、ぶらぶら。
この物体の近くへ辿りつけば浅草ではと、目印に。
こんなに近くから、はじめて見ました。

浅草にて、酒の大枡のチケットが残っているのを思いだし、一人で大枡へ。
日本酒1杯を30分ぐらいかけて飲みました。
いろいろなことを考えながら。
明るいうちのお酒は、たとえ一杯でもききます、、、、。

最近、東京に住んでいて、町の空気が柔らかく感じることがあります。
ようやく、東京に馴染んできたのかなと思ったり。




ギャラリー

2009.06.27 Saturday

 ギャラリー更新しました。
「family」シリーズは、友達が子供を出産したお祝いに、何をプレゼントしたらいいかな?と考えて、写真にしよう!と思って、撮影しているものです。

「degital」も少しづつ追加していく予定です。








奄美の祭りとしま唄

2009.06.27 Saturday

 国立小劇場にて行われた、「奄美の祭りとしま唄」に行ってきました。
第一部は加計呂麻島の「諸鈍シバヤ」
口上をのべる「サンバト」は、紋付袴に山高帽子。山高帽子には、カラフルな紙でできた、飾りがたくさんついています。
パンフレットを見ると、「サンバト」は三番叟のことかと。
そして、口上のはじまりは、文楽でおなじみの「東西東西」!

奄美の踊りや芸能は、琉球や中国、そして平家の落ち武者など、土着のものと異文化が混ざり合い、とてもユニークなものになっています。
「諸鈍シバヤ」の踊りを踊っている人たちの衣装もチャイナ服のよう。
本来は、土地の中で行われる芸能なので、南国風のセットでの上演は少し違和感がありましたが、(とてもシュールな光景になっていて、、、)
すごくユーモアーがあり、会場からは笑い声もたくさんもれていました。
「諸鈍シバヤ」の中でも、「タマティユ」(玉露)という人形劇が、面白かったです。
主人公は、中国の絶世の美女なのですが、美女は朝から晩まで酒を喰らい、踊り狂っているという設定。
私的には好きな姫なんですけど。
最後は親不幸をしたために、大蛇に食われてしまうというお話。
やはり、時代的に娘が大酒をくらい、踊り狂っていることが許されない時代。
遊んでたら、あんなふうになっちゃうよ!っていう戒めみたいなお話。

でも、とってもユーモアーがあって、姫の人形も、「え、これが姫!?」みたいな人形で、蛇も!え〜って、会場に笑い声が。
終わった後も、いろんなところから「あの蛇って、、、」って声が聞こえてきました。

「諸鈍シバヤ」に興味のある方はこちらの鹿児島県のホームページより。

第二部は「奄美諸島のしま唄」
与論、沖永良部、徳之島、奄美大島、喜界島と唄で北上していく形の構成で、沖縄に近い与論、沖永良部とその他の島の唄の違いがよくわかる構成になっていました。
もちろん、その中でもいろんなバリエーションがあるので、一概には言えないとは思うのですが、普段、別々で聞いても、私などは違いがわかりにくいので、こうやって聞くとわかりやすかったです。
奄美の島唄は、最初は言葉や音程も難しく、難解に聞こえたり、理解しなければという思いが強かったので、少し身構えていたのですが、今日聞いたら、すっと自分の中に入ってきました。

最後はおきまりの六調。
賑やかな太鼓の音に血が騒ぎました。
やっぱり、自分のルーツってここなんですね。



浴衣ガール

2009.06.21 Sunday


小雨のなか、浴衣ガールの撮影。
曇りの天気のほうが、女の人の肌が綺麗に撮れるので、よかったのかも。
モデルはハナさん。
夫がハナちゃんがいい!と、強力プッシュでした。
本当にいつも清楚なたたずまいで、言葉遣いが美しい方です。
よく考えたら、ちゃんと着物(浴衣だけど)の撮影をしたのは、はじめてかも。
好きなことの延長なので、とっても楽しかったです。
写真をはじめたころの気持ちを思いだしました。
撮りたいものがあって、見せたい写真があって。


 

夫と一緒に

2009.06.17 Wednesday


肉の写真が生々しいんでが、、、。
ししとうの中にひとつだけ、赤いししとうが!
すごく、辛かったんですけど、これってなんなんでしょうか?

いつも夫に、外であれ食べた、これ食べたと話だけでは可哀想なので、新橋の魚金イタリアンバールで食べた「海老とマッシュルームのオイル煮」を見よう見まねで作ってみました。
みじん切りのにんにくと細かく刻んだアンチョビと海老とマッシュルームをオリーブオイルで煮るだけ。
これって、簡単ですが、すごく美味しいです!!
全然、油っこくなくてパンとワインがすすみます。
それって、いいのか、悪いのか!?

夫といえば、今出ている「文藝春秋」の前の方に「霊峰・富士の山開き」というタイトルの写真が11ページでています。
もし、ご興味ある方は、ぜひ見てみてください。



暗室

2009.06.17 Wednesday



週末は、カラーの暗室作業をしていました。両日合わせると、26時間ぐらい、、、。
外が晴れてるのかも、雨なかもわからず、真っ暗な闇の中にいて、ずっと自分の写真を見ていると、いろんなことがくっきりとクリアーに。
プリントの調子もよく、ようやく写真が自分に戻ってきた感じがしました。
今、人に見せられる形のブックを作っています。
あと、ひと息。できたら、いろんな人に見てもらうために動くつもりです。

暗室終わって、次の日は歌舞伎座に歌舞伎を見に行きました。
前に文楽で見た「女殺油地獄」がかかるのと、照紗さんが浴衣のデザインのテーマにしている「蝶の道行」が見たかったのとで、楽しみにしていました。
「女殺油地獄」片岡仁左衛門さんが色っぽかったです!
ぞくっとしました。やはりあの最後のシーン。一生、目に焼き付けられる光景です。
そして、仁左衛門さんで演じるのが今回で最後だそうで、本当に見られてよかったです!
一緒に行った、文楽チームはかなり歌舞伎にはまったようで、7月の玉さまも行くことに。
7月の一部は「五重塔」と「海神別荘」です。
「海神別荘」は泉鏡花!で美術は天野喜孝ですよ!そして、海老蔵、玉さまコンビ。
歌舞伎に詳しくない私でも、これは見なくては!って思います。

双眼鏡を忘れないようにしなくては!

日々のこと

2009.06.11 Thursday




先週の週末は「ここに生きる」の撮影でした。
すごく、ユニークな女性の方で、圧倒されそうになりつつ、こちらのペースを守りつつ。

日曜日は浴衣ガールの撮影がモデルの女の子の体調の関係でキャンセルになり、時間ができたので、ここ何年間か更新していない、ギャラリーのコーナーを更新するべく、ひたすらパソコン作業をしました。
フィルムで中盤のカメラで撮っているものは、撮るまでに少し時間がかかるので、じっと見つめて、時間を止めているような写真が多く、デジタルカメラで撮ったものは、
今だ!っていうような早いスピードでぎらぎらしてました。

今週になって、「ムダにびっくり」の田房さんが着物を着たいということで、田房さん、照紗さん、真珠子さん、私の4人で西荻、着物探検ツアーにでかけました。
でも、お目当ての店は休みが多く、(調べてなくて、すみません、、)
お店は一軒だけ見て、カフェでお茶を飲んで話してたら、あっという間に時間が!
話をしてるだけでも、すごく楽しいんです。みんなで。
漫画の話とか、映画の話とか、他の人に話しても「知らない、、、」で終わってしまうことが多いんですが、共通の話題が多く、つっこみどころが近いというか。
漫画といえば、先日、真珠子さんが貸してくれた、飯沢耕太朗さんの新書「戦後民主主義と少女漫画」と高浜寛さんの「凪渡り」という漫画がすごくよかったです。
高浜さんは身体のどうしようもない哀しみを描ける、すごい作家だと思いました。

その後にみんなで新橋に出て、敬子さんと落ち合い、「魚金イタリアンバール」へ。
敬子さん、また可愛くなっていました。
その後に、銀座の憧れの喫茶店「WEST」に行きました。嬉しかったです。
銀の食器でアイスクリームを食べて幸せでした。
別れ際の敬子さんの、S発言にドキドキ、、、。男だったら、完全に落ちてました。
きゅん。

写真は敬子さんにもらった香港土産の櫛です。


うたをうたうとき

2009.06.08 Monday




先月発売された、現代詩を歌うグループ「Diva」のCD「うたをうたうとき」のジャケット写真を撮影しています。
気持ちがまっすぐ上を向くような、とても素敵なアルバムです。
おすすめです!

大阪にて

2009.06.06 Saturday

 


プロフィールの写真を何年かぶりに変更しました。
撮影は前回と同じく、平野愛さんです。
愛さんは、とても気持ちのよい方です。
カメラマンとしての仕事の仕方など、とても尊敬すべき人です。

私、顔も身体も丸っ!(今は、あの時より少し痩せています、、)
そして、コートやカメラをぐちゃっと置いてる感じが、私だ!!と写真を見て思わず笑ってしまいました。
愛さん、ありがとうございます。

写真は、「mogu camera」より外を眺め、カメラを構える愛さん。






ラッピング

2009.06.03 Wednesday



先日、近所のスーパーへ買い物に行った帰りに、小さなアンティーク屋さんに入ってみた。
素敵な手描きの松の葉の豆皿を購入。確か400円ぐらい。
いつも、同じようなお皿ばかりが増えてゆく、、、。


お店の方が簡単に包んでくれたのが、この包み。
こういう色が大好きです。
一人でわぁぁぁっ!って嬉しくなってしまいました。

夕ご飯の時に、テーブルに出して眺めていたら、夫が醤油を入れてしまった。
まだ、洗ってないよっ!って。
 
エコエコという世の中で、こういう余分の大好きな私は後ろめたく、ちょっとドキドキしてしまいます。