米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす

2020.07.29 Wednesday

少し前に、とても幸せな気分になる本を読みました。

 

「米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす」マシュー・アムスター=バートン(著)関根光宏訳

 

普段はアメリカのシアトルに暮らす、日本の食べ物が好きな著者のマシューさん(フードライター)が娘のアイリスちゃんと(当時8歳)奥様のローリーさんと中野に1ヶ月暮らし、東京のいろんな味を食べ尽くすお話です。

本の中には中野のスーパー「ライフ」やラーメンの「青葉」ライフの隣の「第二力酒場」そのほかたくさんの中野で自分の行ったことのある場所が登場するので、とっても親近感がわきます。

ここまで親日家の人もなかなかいないのでは?というぐらいにマシューさんは東京の街と日本の食べ物に魅了されています。

 

実は私も東京がとっても好きで、たぶんそれはいろいろ魅力的な食べ物に溢れている部分も大きいと思うのですが、この本を読んでまた新たな東京を発見しました。

奥様のローリーさんはそこまで日本の食べ物が好きではないようですが、マシューさんには最強の相棒がいて、それは娘のアイリスちゃんなのです。

アイリスちゃんはとても食べることに積極的で、焼き鳥屋さんでは途中から自らオーダーを担当します。アイリスちゃんが中野から目白のケーキ屋さんの「エーグルドゥース」に一人で行こうとするところは(両親が止めたので実行はされなかった)もう本当に共感してしまって。

エーグルドゥースは目白駅から少し歩きますが、まっすぐなので迷わずいけそうですし、その気持ちわかるよ!!って。

気がつくと、すっかりアイリスちゃんのファンになってしまっていたのです。

 

本を読み終わり、マシューさんがアイリスちゃんの好奇心を尊重し、一緒に目を輝かせて食べている姿を想像して、ふいに父と過ごした子供時代を思いだしました。よく父と一緒にうろうろして、いろんなものを食べたなと。