皺(shiwa)

2019.11.29 Friday

たまたま図書館で見かけ、変わった本だなと手にとった、スペインの漫画家のパコ・ロカという方の「皺」というタイトルのコミック本。

アルツハイマーの症状が進み、引退した今も銀行の支店長をしていると思っている父に耐えられなくなった息子夫婦が父親を老人ホームのような施設に入居させ、その施設の中で起きる出来事。

 

老人たちの施設での生活に関してはけっこう風刺的な感じなのですが、どんなことができなくなっていき、どんなふうに混乱がおきていくのかが、淡々と描かれています。

もっと重度になった人たちがいく2階へ行かないために、老人たちは働くスタッフや医師に症状が進行していることを悟られないために、いろいろ隠すための工夫をしたり。

私はこの本を読んで、鈍器で何度も殴られたような気持ちになったんです。

その気持ちは今後の生き方にも影響してしまうんだろうなというぐらいに。

 

もし、興味のある人がいれば、読んでみてほしいなと思い。

 

 

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