「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。

2019.07.15 Monday

小川たまかさんという方の「「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。」という本を読みました。


本の最初の方に「手を伸ばさなかった話」というタイトルの文章があるのですが、小川さんが今まで生きてきて出会った出来事の中で、引っかかっていること。とても身近な出来事の中から思いを巡らされていたので伝わりやすく、そういえば自分にもそんなことがあったよないろんなことを思い出しました。

遠い昔のことではなく、ここ半年ぐらいの間でもたくさんあって。
電車の中で体の大きな男性から、怒鳴られ続けていた若い女の子。
その男性は最初は別の若い女の子の隣にきたけど、その女の子はすぐに逃げて。

怒鳴られ続けていた女の子は、決してマナー違反をしていたわけではなく、きっと彼女のファッションが個性的でその男の人にとって、生意気な女だったからだったのかな。彼女はずっと毅然としていたけれど、自分だったら、恐怖と屈辱で(大きな声でバカとか酷い言葉を言われ続けていたし、殴るようなポーズを何度もされていた) そんな態度は取れなかったと思う。そして、自分も誰も怖くて助けられなかった。
見かねた外国人の男性が注意したら、その男の人はすぐに電車を降りた。

昔、目の前で友達に暴力をふるった男性にやめてと言ったら、自分が殴られたことがあった。
口答えしたら、こうだというみせしめみたいに。
私はたった一度殴られて、怖くて何も言えなくなった。

それでも、やっぱり電車の中で彼女を助けなかったことを後悔している。

本当はもっと、小川さんの本全体のことを書きたかったのだけど、最初の方の文章を読んだだけでも、自分の中に閉じ込めていた思いや言葉が溢れ出してしまって。
長くなってしまいそうなので、何回か続けて、もう少し書き続けようかなと思います。