ピエール・ボナール展 いざ、「視神経の冒険」へ

2018.12.16 Sunday

 

六本木の国立新美術館で明日(17日まで)行われている、ピエール・ボナール展に、ぎりぎりですが、行ってきました。

秋頃に最寄りの駅のホームから見える看板にこの展覧会の看板があり、「視神経の冒険?」ってなんやねん!とずっと心の中でつっこみを入れていて。

しばらく忘れていたのですが、展覧会のサイトを見ると、ピエール・ボナールの撮影した写真がとてもよくて、見たいと思い。

今日展覧会を見に行って、ピエールボナールの絵に関しては、強く惹きつけられたわけではないのですが、やはり写真はとってもよかったです。

ある時期ごろから、ピエールボナールは写真を撮らなくなったそうですが、なぜ撮らなくなったのかその理由も知りたかったです。

って、写真展じゃないですからね。(今自分の中で不思議な過去を巡るお笑いブームがきているためつい、ぼけたりつっこんだりしてしまいます)

私が一番惹かれた作品は、ボナールが全裸で葉っぱを観察している写真でした。ボナール自身が写っていて、撮影をしたのは妻であるマルトなのですが。

その一連のボナールがマルトを撮ったり、マルトがボナールを撮影した作品が夢のように美しかったです。

ヌードというと、私なんかはつい真正面から撮影してしまうのですが、こういうふうになにかをしている時の体の様子や動きが、その人の体の輪郭を際立たせたりもするんだなって。そういうヌードも撮ってみたいななんて思ったり。

あと、作品にも滲みでる人と人との親密で特有な関係性。私自身もですが、最近人は親密さというのに恐れを抱いている?

 

ちょうど今読んでいる、梯久美子さんという方の「愛の顛末 恋と死と文学と」という本がすごく面白いのですが(島尾敏夫のミホ夫人に関する本などを書かれている方)ちょうどそういう本を読んでいるタイミングでこの展覧会を見たので、よけいにいろんなことを感じたりしました。