はじまりの場所〜たこの木クラブ30周年記念写真展〜

2018.05.28 Monday

7月9日(月)〜15日(日)まで多摩にある公共施設、ベルブ永山のギャラリー行われる、写真展のタイトル、決まっていたのですが、肝心なここに書いていなかったですね。

引っ越しもありましたが、ここにあんまり書かない間に看取りという自分の中での大きな出来事があって、そのことに心が持っていかれていたのですね。

 

 

写真展のタイトルはべたですが「はじまりの場所」と名付けました。たこの木という場で人と人が出会い、何かが始まったり、生まれたりしてゆくというような気持ちを込めて。

たこの木クラブって、そもそも何?って聞かれると私も困ってしまうのですが、、

 

たこの木クラブに毎週水曜日、「すいいち」という居場所?のようなものがあって。

私も何度か撮影のためにお邪魔したことがあるのですが、「すいいち」って、誰が来てもいいみたいなんですが、すいいちへ来てもずっとお風呂場に入って暴れている人もいて。

お風呂場で一人で暴れていても、その人はちゃんとすいいちに参加しているんですね。こういう参加の仕方もあるんだなって。私も最初は恐々とその人に写真撮ってもいいですかって声をかけて、写真を撮らせてもらったらすごくいい顔をしてくれて。

たこの木が関わる人たちには、行動障害と呼ばれる、いろんなことが自分でコントロールできなくなって、大きな声を出してしまったり、暴れてしまったり、人へ危害を加えてしまう人たちもいて。

私自身も、正直そういう人たちに怖いという感情を持ってしまうこともあるし、実際に怖い思いをした経験のある人たちからすると、共に暮らすことに対して、否定的な感情を持ってしまうこともあると思います。

現実にはそういう人は排除されてしまうことの多い世の中で、地域で暮らし続けることができる、それを支援するたこの木を凄いという人もいるし、これは多摩に起きた軌跡なのかそれとも他のところでもできることなのか見極めたいという人もいる。

たこの木の岩橋さんは「たこの木はけっして成功しているわけではない」と言っているし、実際にはそういうサクセスストーリーみたいなところとは最も遠いところにあるような気もするけれど、一番近いところにその人の生活がある。

 

今回は、そんな「たこの木」で出会った人たちの写真展です!

 

「はじまりの場所〜たこの木クラブ30周年記念写真展〜」  

2018年7月9日(月)〜15日(日)   11時〜18時 (最終日も同じ)

京王、小田急永山駅       「ベルブ永山」 多摩市永山1−5