昨日は、ネギや椎茸、蕗の薹と一緒に買ってきた、ずいきの乾燥したものを炊いて。
ずいきは神戸のおばあちゃん(沖永良部出身の)が食べていた食べ物で。大人になって、奄美の人が多く暮らす街の水道筋の商店街を見たら、八百屋さんにはずいきが売っていて。
私の実家ではずいきなんて、全然食べないし、それはおばあちゃんの味の記憶。でも、私はこの味が好きなのです。
これは自分の固有の大切な思い出と思っていたけれど、東北の人にとっては芋がら?あぁ、この味を知っている人達がいるんだと思うと嬉しい。
東京では、いろんな味に出会う。いろんな人の思い出の味。それを知るのが楽しい。