広州
2024.03.12 Tuesday
広州・マカオ旅行の前日と帰ってきた次の日に仕事の撮影があり、その納品が終わるまではと気が張っていたのか、納品が終わったら少し体調を崩してしまい、しばらく省エネモードでした。
熱もないし体調は悪くはないのですが、一度咳が出たらなかなか治らず。昔からこのパターンなので普段からスティックの龍角散を飲んで喉を守っているのですが、、。
広州、マカオは本当に美味しいものだらけでした!もうずっと食べていて。
このブログにも写真をたくさん載せたいのですが、今回の旅行で一部記事になる予定のものもあるのでまずはそちらから。
今回の旅はきっと私がおばあちゃんになっても、楽しかったなと思い出すようなそんな旅になりました。
広州へ行ったのは春節の終わったタイミングでしたが、街には春節の飾りがまだ残っていました(木にぶら下がっている赤い飾り)
広州は食だけではなく花の都でもあり、暖かい地方なのでいろいろな果物も豊富で。広州では果物もたくさん食べました。
五味太郎さんを撮影させて頂きました
白日青春ー生きてこそ
2024.02.11 Sunday
新宿のシネマカリテで香港映画を見ました。この映画のことを知ったのは伊勢崎町の喫茶あずまでモーニングを食べていた時に読んでいた週刊誌にこの映画が紹介されていたからでした。
私は何も知らずに見ましたが、主人公のタクシー運転手役のアンソニー・ウォンさんはベテランの香港では有名な俳優のようでした。
できれば映画サービスデーの水曜日に見たいな、、と思っていたのですが。
たまたま水曜日の夜に新宿の南口に用があり、映画上映の3分前にカリテの前を通りがかり。あ!見たかった映画だと思い入館。この映画本当に見てよかったです。
「香港は難民の国際中継地であり、毎年、数千人の難民がこの街で政府の承認を待っている。この長いプロセスには10年以上かかることもある。
ハッサンはパキスタンから香港にやって来た両親の下に生まれ、香港で育ったが、自分の将来がここには絶対にないことを知っていた。彼の唯一の夢は家族とともにカナダに移住すること。だが、突然の交通事故で父親が命を落としてしまい、彼の夢も打ち砕かれた。
チャン・バクヤッ(陳白日)は1970年代に本土から香港に密入境し、現在はタクシー運転手として働いている。香港で警察官になった息子のチャン・ホン(陳康)とは、あまりうまくいっていない。
父親を失ったハッサンは、難民で構成されたギャングに加わるしかなかったが、警察によるギャング対策に巻き込まれ、追われる身となってしまう。バクヤッはハッ サンの逃亡を手伝うことを決心し、二人の間には絆が芽生え始める。
しかしハッサンは、バクヤッが父親の死亡した事故を引き起こした運転手であることを知る。ハッサンとバクヤッの関係、そして逃避行はどうなるのか…。」
映画作品のホームページより。
この映画を見終えて、何が正しいことなのかよくわからなくなりました。香港で難民状態にあるハッサンの家族。父親はパキスタンでは弁護士で土地を奪われた人を弁護したため、脅迫や暴力を受けパキスタンにいることができなくなってしまった。
香港で恵まれない環境の中においても彼は自分の正義、信念を守ろうとした。きっと彼が独り身だったらそれでもよかったのかもしれないけれど、子供たちをもっと良い環境で育てたいと思う奥さんの気持ちもわかるような気がするし、息子は日常茶飯事のように犯罪に手を染めていくし、、。
タクシー運転手の主人公は本当に自分勝手だし、、。映画の中に出てくる人たちは誰が信用できるのかもよくわからないし、、。
そんなに正しくもギラギラもしていないけれど、それでもこの映画の中で人が生きている感じがしたのです。
個人的に主人公の息子役の方(エンディ・チョウさん)がかっこよかったです。本業はミュージシャンだと映画を見た後に観客の女性グループの人たちが話していました。
演技が上手すぎない(失礼?)もすごくいい感じでした。この方の出ているメイキングと映画の様子が少しわかる映像があったので載せておきますね。
「八重歯が見たい」 チョン・セラン すんみ訳
2024.02.07 Wednesday
図書館で印象的な表紙とタイトルで思わず手にとり、読んでみたらとても自分にとってしっくりくる何かがあり。
前にこの、すんみさんという方の翻訳した本を読んだ記憶があり。著者とともにこのすんみさんという翻訳者の方も好きなのかもしれないなとか考えながら。
この本は短い幾つもの話から成り立っている。別れた恋人たちの関係も軸になりながら、途中のお話はソフトSFというのでしょうか?ここではないどこか。空想のような話でもあるけれど、どれも現実の生活にリンクしているような不思議な読後感を残す。
空想かもしれないし、恋人たちの話かもしれない、これはフェミニズムの話なのかもしれないし、狂気的なストーカーの話なのかもしれない。
でもけっしてバラバラではない。すべてのことは繋がりあって、今目の前に立ち現れる。
この独特な浮遊感のようなものの心地よさと、現実の息苦しさが混じり合いながらも、あきらめないしぶとさを感じることができるような小説でした。
Standing Bar 桃源邨で魯肉飯
2024.02.05 Monday
中華街で広東料理のお店「南粤美食」へ行ったのですが、週末だったためか予約のみ(2名からの)でした。残念。
南粤美食のすぐ裏になんだか気になるお店が。
立ち食い蕎麦??台湾料理の立ち飲み??もしかして、ここの台湾料理は美味しいのでは?と自分のセンサーが働き入ってみました。
(モヤさまにも出たことのあるお店のようでした)
立ち飲み(椅子も少しあり)値段は一律500円。
まずは、瓶ビールを。
このガツや豚耳などの盛り合わせ。
台湾のスパイスがしっかり効いて美味しかったです。
2杯目はジャスミンハイ。
2品目に注文した魯肉飯がとっても美味しかったです!台湾で食べる魯肉飯ってこういう感じですよね。小さめのお椀に肉のみ。ちゃんと豚肉の皮も入っていました。
その時にいたお店のお姉さん(すごく優しい方でした)は日本人だったので、なぜこんな本場な魯肉飯を?と聞いてみたらお料理は台湾料理の本店から持ってきているとのことでした。
いつか本店にも行ってみたいです。